【ゲーム株概況(1/17)】赤字縮小&提携発表のサイバーステップが一時S高 直近決算発表銘柄も反発 NJHDが大幅安

1月17日の東京株式市場では、日経平均株価は反発。前日比316円36銭高の2万6138円68銭でこの日の取引を終えた。日銀金融政策決定会合の結果発表が明日に控えるなか、前日まで下げていた値がさ株や輸出株を中心に買い戻しが入ったようだ。ただ、模様眺めムードも強く、買い一巡後はもみあいに終止した。

こうしたなか、ゲーム関連株を見ると、サイバーステップ<3810>が一時ストップ高まで買われた。11月中間決算は営業損失5億65万円と前年同期8億5200万円から減ったことに加えて、TechnoBlood eSportsとMitekiとの資本業務提携を発表するなど積極的な取り組みも手がかり材料となったようだ。

直近で決算発表を行って株価を下げていたIGポート<3791>や、トーセ<4728>、シリコンスタジオ<3907>も反発した。イオレ<2334>やクルーズ<2138>、ガーラ<4777>などWen3関連の一角も高い。

また、三菱UFJモルガン・スタンレー証券が東映<9605>と東映アニメーション<4816>の目標株価をそれぞれ2万0500円から2万1100円、1万円から1万0800円に引き上げたものの、反応薄だった。東映アニメについては現在の株価が目標株価を上回っているためだ。

・東映
「ニュートラル」継続、目標株価2万0500円→2万1100円

・東映アニメーション
「ニュートラル」継続、目標株価1万円→1万0800円

他方、エヌジェイホールディングス<9421>が大幅安。直近、『ドラゴンクエスト』の新作スマホゲームに関する思惑で買われていたが、利食い売りに押されたもよう。

 

 

サイバーステップ株式会社
https://corp.cyberstep.com/

会社情報

会社名
サイバーステップ株式会社
設立
2000年4月
代表者
代表取締役社長 佐藤 類
決算期
5月
直近業績
売上高74億1600万円、営業損益13億5300万円の赤字、経常損益14億8800万円の赤字、最終利益20億9700万円の赤字(2022年5月期)
上場区分
東証スタンダード
証券コード
3810
企業データを見る
株式会社エヌジェイホールディングス(NJHD)
https://www.njhd.jp/

会社情報

会社名
株式会社エヌジェイホールディングス(NJHD)
設立
1991年12月
代表者
代表取締役社長 筒井 俊光
決算期
6月
直近業績
売上高106億5200万円、営業損益8億6900万円の赤字、経常損益8億6500万円の赤字、最終損益12億3100万円の赤字(2022年6月期)
上場区分
東証スタンダード
証券コード
9421
企業データを見る