大学内外で生まれた交流から垣間見えた大会の意義…「マイナビeカレ〜esports全国大学選手権〜」参加学校にミニインタビューを実施

マイナビとBrave groupより、esportsを楽しむ全ての大学生を対象とした「マイナビeカレ〜esports全国大学選手権〜」(以下、「マイナビeカレ」)が現在開催されている。

本大会は、両社のアセットを活用し大学生以外にも様々なプレイヤーを対象としたesportsイベントの創造も見据え、esportsマーケットの更なる盛り上げに貢献していく考えにより開催されるそうだ。

▼大会概要

昨年12月にて大学に所属しているesportsチームを受け付けており、この1月に行われている予選リーグを経て、予選大会を勝ち抜いた4チームが3月に秋葉原で開催される決勝大会で対戦し、全国大学No.1が決定する。

決勝の模様はYouTubeやTwitchで配信予定だ。競技タイトルとして採用されているのは、現在国内でも人気が高い『VALORANT』。気になる人は決勝の熱い戦いを観戦しよう。

【決勝大会】
2023年3月22日(水)ベルサール秋葉原にて開催

【配信チャンネル】
Youtube、Twitchを予定
※詳細は後日公開されるそうだ。

大学生のためのesportsということもあり、大会運営に関しては現役大学生も参加している取り組みとなっている。また、そんな大会を盛り上げようと数々のストリーマー、キャスターがアンバサダーとしても参画しているようだ。

▲決勝進出者には参加アンバサダーがコーチとして就任する協力も行われるようだ。(大会公式Twitterより)

そして、何より大きな特徴として、本大会は「大学esports界を盛り上げる」ことを掲げており、参加条件も同じ大学内に在学する学生で構成されたチームが条件であることなど、大学内や大学間の交流や対戦が意識された大会となっている。

現在、予選リーグがオンラインで開催されているが、gamebizでは参加学校や学生にミニインタビューを実施。参加してみての感想や今後の意気込みについて聞いてきた。

 

大学esports界ならではの大会で生まれた学校内外の交流



今大会に参加しているチームは以下の大学に在学しているチームとなる。

大阪公立大学/大阪電気通信大学/岡山大学/近畿大学/久留米工業大学/慶應義塾大学/公立諏訪東京理科大学/芝浦工業大学/大東文化大学/大同大学/東京工業大学/東京大学/東北学院大学/同志社大学/日本大学/広島工業大学/明治大学/龍谷大学/早稲田大学



※大会HPより抜粋

現在、予選リーグは最終節を迎えているところであるが、予選大会を終えたチームにミニインタビューを実施してきた。各コメントを紹介していく。

 

――:率直に大会を振り返っていかがでしたでしょうか。

マイナビeカレが初めての大会参加で緊張している。また、普段マッチングする相手よりも少し強いから萎縮してしまった。

試合をたくさんしたかったので、今回のようなリーグ戦は嬉しかった。

サークルで活動をやっていてもなかなか練習試合や大会がない中、この大会のおかげでサークル全体のモチベが実際にあがりました。

 

――:今大会を通じて、印象的だったことはありますか。

大学で分けられているからこそ、プロとか元プロが集まった明らかに強すぎるチームがいないのがうれしかったです。

今までの大学の縛りがない大会もサークルメンバーで出場してきたので大学対抗戦は僕らにとって非常にうれしい大会。

大学規模が大きいので、こういう大会じゃないと一緒にチーム組んでやる機会がなかった。
対戦やチーム結成を通じて、大学間で絆が深められるのはよかった。

部活動の延長的な、大学生活の中でみんなが勉強とかもしなきゃいけない中、両立した状況でやるのがすごい楽しかったです。

多くの学生が、同じ大学ではないとチームが組めないという条件において、ポジティブに感じているようだった。他にも多くの大学生が参加できるeSportsはあるが、頂点を目指すとなるとプロゲーマーで構成されたチームが結成され、敷居が上がることが多い。今大会では大学内という条件があることで、新しい交流や戦略も生まれているようであった。

 

――:大会内容にて工夫してほしい点などはありましたか。

どうしてもランク差による実力差が出てしまうのでランクによるカテゴリ分けやチーム内ランク制限があってもいいのかもしれません。

サークル内では大学からゲーム始めた人多いから低ランク限定カスタム欲しい。
大会期間が冬休み直後であったり、テスト期間に被ってると練習時間が短くなってしまい悲しい。

どの大学もテスト期間中なので期間が長いのは嬉しいがそれでも予定を合わせずらいところがあるので、年4回やってほしい。

 
大学生ならではの課題として、テスト期間との時間の兼ね合いはあったようだ。また、大学内サークルでも始めたばかりの人が多いので、部門別の大会があると嬉しいという声も多くあった。もし次回開催がされるのであれば、このようなニーズにも応えてくれる大会として期待していきたい。

 

大規模大会への期待は強く 大学生esports盛り上げの柱へ

――:決勝大会への意気込みや今後期待することについてお聞かせください。

 

コーチがつくオフライン決勝はかなりモチベ上がるので、決勝いけたらサークル仲間をめっちゃ呼びたいです!

コミュニティにクリップ提出場所があるのは嬉しい。良いの撮れたので提出したいしそういう場があること自体がそもそも嬉しいです。
オフライン決勝のときにサークルPRタイムがあるとサークル誘致も効果的にできるのであると嬉しいです。

オフライン決勝最高!キャスター陣もこれ以上ない方々なのでモチベーションあがっている、この規模の大学生大会を開いてくれることに感謝しているしモチベーションを高く維持できる。
大学対抗戦も楽しいが、オンラインゲームといういろんな人とチームが組める特性を生かして大学連合軍でも出られる大会もたまにはあると嬉しい。

 大学生に特化した大会にてここまで大規模な大会はこれまで少なかったこともあり、決勝大会への想いや憧れは強く感じられた。また、普段の取り組みが評価される場としても期待されているようだ。

今後としても、様々な大会形式にて開催されることも期待されている。esportsの今後を担う大学生たちが本気で取り組む今大会。その集大成となる決勝大会は3月に開催予定だ。gamebizでは今後も決勝大会に向けて彼らの活躍を注目していきたい。

 

【決勝大会】
2023年3月22日(水)ベルサール秋葉原にて開催

【配信チャンネル】
Youtube、Twitchを予定
※詳細は後日公開されるそうだ。

なお、プロデュースや運営に携わっているキーマンに対してもこれまでにインタビューを実施している。開催経緯やその想いについても気になる人は以下の記事より確認していただきたい。

 

 

 

 

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