ラディウス・ファイブ、YouTube やAbema、ニコ動のアニメをリアルタイムで高解像度化するChrome 拡張機能「AnimeSR」をリリース

ラディウス・ファイブは、YouTube やAbemaTV、ニコニコ動画 等のアニメ作品をリアルタイムで高解像度化して視聴できるChrome 拡張機能「AnimeSR」をリリースした。


(1)無料で提供
AnimeSRは、アニメをより良い視聴環境で見られることを通して、日本のアニメ文化を発展させるために開発をしている。ダウンロードや高解像度化等、すべての利用を無料で提供している。

寄付も受け付けているそうだ。寄付があると、性能を向上させたり、Chromeのアップデートに対応したりなど、継続的にAnimeSRの提供ができる、としている。

(2)リアルタイム高解像度化
AnimeSR は、ブラウザで利用できるように軽量な高解像度化モデルを組み込んだChrome 拡張機能。高解像度化の強度は、弱・中・強の3種類あり、利用者の好みやマシンスペックによって、適宜変更して閲覧することができる。なお、高解像度化強度が強いほど、高いマシンスペックが必要となる。

AnimeSRは、軽量化するためにAnimeRefiner とは異なるAI技術を用いて開発している。アニメの高画質化の精度はAnimeRefiner ほどは高くないが、高いマシンスペックがなくてもリアルタイムでの高解像度化を行うことが可能となっている。

(3)様々なVODサービスに対応
現在、YouTube やAbemaTV(生放送以外)、ニコニコ動画等に対応している。DRMで保護されているVODサービスについては現在未対応となっている。

また、AnimeSRは開発初期段階のため、未検証のVODサービスにおいては、うまく高解像度化されない可能性がある。今後のリリースで対応できるVODの種類を増やしていきたい、としている。