ドリコム、23年3月期の業績予想を修正 新作3本延期で売上高減額 『トレクル』好調で営業益は増額 アプリ減損で最終益は減額

ドリコム<3793>は、本日(1月30日)、2023年3月期の連結業績予想の修正を行い、売上高107億円(前回予想130億円)、営業利益22億円(同20億円)、経常利益21億円(同19億円)、最終利益11億円(同12億円)、EPS38.59円(同42.20円)とした。

・売上高:107億円(前回予想130億円)
・営業利益:22億円(同20億円)
・経常利益:21億円(同19億円)
・最終利益:11億円(同12億円)
・EPS:38.59円(同42.20円)

従来予想からの修正率は、売上高17.6%減、営業利益10.0%増、経常利益10.5%増、最終利益8.3%減となっている。

・売上高:17.6%減
・営業利益:10.0%増
・経常利益:10.5%増
・最終利益:8.3%減

売上高については、同社の主力 IP タイトルが好調に推移したが、2023年3月期中にリリースを予定していた新規自社配信タイトル3本のリリース時期が延期となったこと、及び一部の運用中タイトルにおいて目標未達となったこと等により修正した。なお、新規タイトル3本については、市場テスト等による検証を踏まえてリリース予定。

営業利益と経常利益については、新規タイトル3本のリリース時期延期により見込んでいた利益が減少したが、利益率の高い主力 IP タイトルが想定を上回ったため、予想を引き上げた。

このほか、最終利益については、第3四半期において、特別損失3億3600万円を計上するため減額したことが響いた。現在運用中のゲームアプリ1本において、将来収益の再評価を行い、資産の一部を減損処理することにしたという。

株式会社ドリコム
http://www.drecom.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社ドリコム
設立
2001年11月
代表者
代表取締役社長 内藤 裕紀
決算期
3月
直近業績
売上高108億円、営業利益22億8100万円、経常利益21億9200万円、最終利益11億5900万円(2023年3月期)
上場区分
東証グロース
証券コード
3793
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