【連載企画:DONUTS GAMES 研究所18】かっこいいを極める「音ゲー」開発チーム!

ハァ……  

フフッ、フヒヒ……ハァ〜……

(ナビッポがため息をついたりニヤけたりしている)
ウフフ……  

今期ノアニメハ豊作ダナァ
ワイガ特ニ注目シテイルノハ『D4DJ』プロジェクトノアニメ2期  

D4DJ All Mix』ナンダモジャ
あ、『D4DJ』は私も毎週観てるよ
僕も録画予約してます!
次回放送マデノ1週間ガ待チ遠シクテ……  

ハァ……デモ楽シミナワケ……フフッ……
なるほど、それで情緒が安定していないのか
(ハトに情緒という概念が存在するんだな)
今回のDONUTS GAMESの調査レポートは、  

そんなナビッポにも是非読んでもらいたいね
ナン……ダト……?




開発陣のこだわりが各所に光る『D4DJ Groovy Mix』



はら

ポーカーが マイブーム。
あいての こうどうを よんだりする
しんりせんに ハマっている。

まる

とある せいしゅんガールズバンドの アニメが
がくせいじだいに バンドを くんでいた
きおくを よびさました。

エージェントM

うんどうぶそく かいしょうのため
いどうちゅうは かいだんを
つかうように いしきしている。







『D4DJ Groovy Mix(以下D4DJ)』は女子高生や大学生がDJをするという一風変わった設定のゲームだと思いますが、どのような経緯から生まれましたか?

エージェントM

まる

株式会社ブシロードの木谷高明社長が『BanG Dream!』『少女☆歌劇 レヴュースタァライト』に続く音楽プロジェクトを計画していた2017年に、F1のシンガポールGPの後のサーキットでザ・チェインスモーカーズのライブをご覧になったそうです。

まる

その時の盛り上がりをみて「次はDJをメインにした音楽プロジェクトをやろう」と決めたと伺いました。
開発会社としてDONUTS GAMESへ声が掛けられたのでしょうか?

エージェントM

はら

『D4DJ』プロジェクトはブシロードさんとの協同事業になりますので、開発会社というよりは一緒にゲームを作っていくパートナーとしてお声掛けいただいたのかなと思っています。

はら

DONUTS GAMESは『Tokyo 7th シスターズ』や『ブラックスター -Theater Starless-』といった音楽ゲーム、いわゆる【音ゲー】のタイトルを運用しています。
譜面を作るプランナーや音ゲーのシステムを考えるエンジニアが揃っている点がブシロードさんから見て魅力的に感じていただけたのかなと思いますね。

はら

DONUTS GAMESとしては、アニメ・ラジオ・声優さんのライブ・広告などメディアミックス展開に関してのノウハウを、ブシロードさんから共有いただくことができ、お互いに成長できる新しいビジネスの枠組みが広げられたんじゃないかと思います。
『D4DJ』の音ゲーの部分について、特徴やこだわりを教えてください。

エージェントM

まる

他の音ゲーにはない、DJを再現した固有の操作があります。

まる

DJらしい操作を実現するため実際にDJの方をプロジェクトにアサインしており、ターンテーブルのスクラッチ、スライダーを使った音量操作やエフェクトなどを音ゲーの譜面に盛り込んでDJらしさを表現しています。
【DJ気分が味わえる音ゲー】というのが一番の特徴ですね。

DJきぶんになれるおとゲー!

こだわりに関してはいかがでしょうか?

エージェントM

まる

プレイ感の話になりますが、「音ゲーは鼻歌みたいなもの」というのをDONUTS GAMESで学びました。
楽曲を聞いた時に鼻歌を歌いたくなるような譜面作りを昔から徹底しています。

はら

楽曲に関しては主なターゲットは10〜20代になるのですが、30〜40代の年齢層の方が10代の頃に聞いたアニソンやゲームのオープニング・エンディングといった、テレビではもう流れていない・音楽サブスクサービスにも配信されていないけれど聞いたらすぐ思い出すような懐かしい曲など、他社の音ゲーがピックアップしないような曲を敢えて実装しています。

はら

ユーザーのみなさんから「『D4DJ』がまたやってくれたぜ(笑)」みたいな反応をいただけるのが嬉しいですね(笑)

はら

加えて、楽曲はテーマを持たせて2〜5曲くらい連続で実装することが多く、とあるコンポーザーが手がけた曲をそろえたり、ひとつのゲームタイトルに絞ったり、そのテーマを好むユーザーさんが期間中楽しんでもらえるようにしています。

はら

また、譜面チームは「スマートフォンの音ゲーでNo.1をとりたい」「一番気持ちいいゲームを目指す」という目標を掲げています。

はら

私自身、DONUTS GAMESの譜面班はスマートフォンゲームでNo.1だと言えるくらいすごいと自信を持っていますし、ブシロードさんからの見解も同じだからこそ開発・運営を任せていただけたのだと思っています。

『D4DJ』は様々な作品とのコラボが楽しめますが、どのように作品を決めているのでしょうか?

エージェントM

はら

「うちのキャラとあの作品のキャラを共演させたいよね」といった案出しがベースになっています。

はら

『D4DJ』のキャラがコラボ先のキャラのコスプレをするとして似合う・似ているかどうか、また普通では相見えることのないキャラ同士が出会うことで面白いシナジーが期待出来るかどうかなど様々な要素を考えてコラボ先を決めています。

はら

ゲーム内でカードとして実装された時の絵面、可愛らしさやユーザーのみなさんを楽しませられるかどうか、といった点はコラボ先を選ぶ重要なポイントになっていますね。

注目の新ユニット!

『D4DJ』は自分のお気に入りの音楽ユニットを成長させていくゲームですが、昨年の10月に新しいユニットが登場していますね。どのようなユニットでしょうか?

エージェントM

はら

まず1組目は「UniChØrd(ユニコード)」です。既にストーリーに登場し個人活動をしていた海原ミチルというキャラがいるのですが、ユニットを組んでおらずひとりぼっちだったんです。彼女のサクセスストーリーの中でユニット「UniChØrd」が誕生しました。

UniChØrd:凹凸な4人が奏でる音楽は、宇宙へ轟く!

はら

「UniChØrd」と一緒に成長していくライバル・ボスポジションのユニット「Abyssmare(アビスメア)」も誕生しました。

Abyssmare:全てを蹂躙する孤高の深淵‐黒船ユニット!

はら

今回ゲームが2周年を迎えるタイミングで登場となり、おかげさまで大好評をいただいています!

足りないところを補い合うPとD

おふたりそれぞれの担当業務を教えてください。

エージェントM

はら

私はプロデューサーを担当しています。
年間を通してのプロジェクト全体の方針決定、予算管理、売上目標の設定、人材管理・採用の他、『D4DJ』はブシロードさんとの協業なので折衷・調整業務なども主な業務ですね。

はら

また、今年2023年1月から『D4DJ』のアニメ『D4DJ All Mix』が放送開始しているのですが、DONUTS GAMEとして監修にも入っています。

まる

僕はディレクターを担当しており、主な業務は「決めること」です。

まる

様々な施策が動いている現場の窓口として、実際のゲームで実装するのか判断する権限を持っています。
部分的には他のプランナーへジャッジを任せたり、その配分を決めたりしています。

この仕事をする上で気を付けておられることや必要なスキルは何かありますか?

エージェントM

はら

常にアンテナを高く張っていることですね。
ゲームに関することは当然として、それ以外のテレビだったり音楽だったり、『D4DJ』のターゲット層が楽しんでいるものを自分も摂取してみて面白さを理解し、何故それが流行っているのか考えることを大事にしています。

はら

また、ものづくりをする際大切にしているのは「自分が好きかどうか」です。
「自分がこれだったら作れる、自信を持っていける」という点を大事にしており、自分が好きなものをベースに考えています。

まる

根本的なスキルで言うと「人を納得させる力」が求められていると思います。

まる

チームメンバーに依頼をして、お願いした通りになっているかどうかを判断します。
依頼する際に「何故これをやってもらわないといけないのか」を明確な理由を添えてお渡しして、作業してもらった結果が自分の思っていた効果にそぐわない場合は修正してもらわないといけないので、再び相手が納得のいく理由を添えてお願いしたり、基本的にはこの繰り返しです。

まる

とにかく納得してもらうために理論立てて説明をすることと、みなさんに気持ちよく仕事をしてもらえるように立ち回ることがディレクターにとって必要なスキルだと思っています。
まるさんは昔からロジカルなタイプだったのでしょうか?

エージェントM

まる

そうですね、何に対しても「何故そうなるのか」と考えてしまうのが癖になっていると思います。
「面白いゲームを作れて、いずれディレクターの立場になる人」はどうやって育つと思いますか?

エージェントM

まる

抽象化の段階がとことん深堀できて、具体的に言語化できるところまで行ける人はディレクターの適性があると思っています。

まる

例えば、広く浅くいろんなゲームをやっている人よりひとつのゲームを異常なほどやりこんでいて「自分がこのボタン操作をしたことによって何故面白いと感じたのか?」というのを逐一すべて言語化して他の人に伝えられるところまでいける人がディレクターに向いていると思います。

はら

私とまるさんは真逆ですね。
まるさんがロジカルタイプで私が感覚タイプなので、提案が面白くないと感じたらどんな説明があっても納得しないです(笑)
真逆なおふたりだからこそ上手くやれているのかもしれませんね!

エージェントM

はら

そうですね(笑)
プロデューサーとディレクター、お互いに足りないところを補い合っているのだと思います。
おふたりがDONUTS GAMESを選んだ決め手を教えていただけますか?

エージェントM

はら

私は好きなことしかできない質なので、やりたいことにとことんこだわれる点ですね。 過去、版権もののゲームをずっと作っていたので完全オリジナルタイトルに関われる環境に行きたいなと思っていました。

まる

僕は新卒入社です。もうすぐ6年目になります。
インターンで5社くらい選考を受けたのですが、一緒に働いてみたい人が多い会社にしようと思ってDONUTS GAMESに決めました。

まる

漫画雑誌で賞を獲った人とか、大学を7年留年した人とか、変わった経歴を持っている人が多いのもDONUTS GAMESの特徴かもしれません(笑)

最後に、『D4DJ』チームの良いところを教えてください。

エージェントM

はら

やりたいことにこだわれるのと同時に責任も伴いますが、そこをメンバーみんなで楽しんで取り組んでいける環境になっていると思います。

はら

また、全員で意見を出し合っているのでコミュニケーションが活発で仲のいいチームですね。

まる

「『D4DJ』っていいものだよね、愛すべきものだよね」という思いをみんなが共通認識として持っていて、ユーザーのみなさんにもっともっと楽しんでいただきたいという目的があるからこそ仲がいいのかなと思います。

まる

コンテンツ愛に溢れているチームだと自信を持って言えます!


────そういえば
研究員さんとナビッポは  

同じ時間を繰り返しているんですよね?
マ、ソウイウコトニナッチャウネ〜
じゃあ、『D4DJ』のアニメの結末も  

とっくに観ているのでは?
そもそも、何故タイムリープしてるんです?  

自ら望んでやってるんですよね?
…………
(あっ、このパターンは……!)

次回へ続く────!

(やっぱりか〜)

 

 
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ん? 他の調査結果も気になる?

過去のレポートも以下にまとめたのでぜひ読んでくれたまえ