BOI、『メメントモリ』1月課金高は15%増の23億円と下落基調から転じる ROAS100%になりやすく広告を通じた成長モデルを追求 配信PFの拡大も検討

 

バンク・オブ・イノベーション(BOI)<4393>は、この日(2月13日)、『メメントモリ』の2023年1月の月次課金高(速報値)が前月比15%増の23億円だったと発表した。2022年10月の35億円をピークに、28億円、20億円と下落していたが、テレビCMを中心としたプロモーションの効果もあって盛り返した。

 

テレビCMについては4億5000万円を費やし、そのうち2億3000万円は第1四半期に費用計上したという。テレビCMのうち、「メメントモリ、しませんか篇」はYouTubeで1800万回以上視聴され、「弔花の魔女篇」は400万回以上視聴されるなど好評だったという。

 

『メメントモリ』の特徴として、LTV(Life Time Value、1人の顧客から得られる売上総額)が非常に高く、ROAS(Return On Advertising Spend、広告の費用対効果)が100%以上になりやすいという。つまり、広告出稿によるユーザー数の拡大が売上拡大につながるというサイクルができやすいそうだ。

今後はROAS100%以上であることを前提としたアプリの改善とともに広告先行投資を通じて、全世界3000万DLを目標にグローバルIPとしての価値を高めたい、としている。配信プラットフォームの拡大も検討していくそうだ。Steamなどでの配信も検討しているのだろうか。

 

なお、速報値は消費税などを含んだ速報値で、監査法人による監査・レビューは受けていないとのこと。

株式会社バンク・オブ・イノベーション(BOI)
http://www.boi.jp/

会社情報

会社名
株式会社バンク・オブ・イノベーション(BOI)
設立
2006年1月
代表者
代表取締役社長 樋口 智裕
決算期
9月
直近業績
売上高213億3300万円、営業利益49億円、経常利益49億2000万円、最終利益32億9300万円(2023年9月期)
上場区分
東証グロース
証券コード
4393
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