【ゲーム株概況(2/21)】メタバースPF材料に東京通信は連日のS高も引けにかけて利食い売り gumiやグリー、enishも高い Web3関連で循環物色も?

2月21日の東京株式市場は反落。日経平均株価は、前日比58銭84円安の2万7473銭10円でこの日の取引を終えた。米国連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨の公表や、日銀正副総裁候補の所信聴取など。注目のイベントを控えており、模様眺めムードの強い相場となった。

こうしたなか、ゲーム関連をみると、前日ストップ高まで買われた東京通信<7359>は、メタバース「AMIZA CITY GINZA」α版が引き続き材料視され、一時ストップ高まで買われたが、引け間際に利食い売りに押された。記者としてもα版で評価するのは時期尚早と感じる。

このほか、「ホロライブ」運営のカバーの上場承認をきっかけにWeb3関連銘柄の一角も物色されており、GFA<8783>が6日続伸。前日大きく買われたグリー<3632>も続伸となった。enish<3667>も3日続伸。gumi<3903>も高い。モイ<5031>に見直し買いが入った。

他方、前日買われたANYCOLOR<5032>やmonoAI technology<5240>が反落。市場全体に手詰まり感があるなか、テーマ性・材料性のあるWeb3関連で循環物色が行われている可能性がある。

このほか、ウェルプレイド・ライゼスト<9565>、バンク・オブ・イノベーション(BOI)<4393>も売られた。