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DONUTSの子会社でeスポーツ事業を手がけるVARRELは、一般社団法人日本eスポーツ連合 理事の鈴木文雄氏が3月1日付で同社の代表取締役社長に就任したことを発表した。
長年にわたって広告代理店の社長を務めた鈴木氏は、海外のeスポーツ市場の盛り上がりに感化され、2011年に日本初となるeスポーツ施設を千葉県内にオープンした。その後、日本でeスポーツの公式プロリーグ「League of Legends Japan League(LJL)※現在はRiot Games日本法人が運営」を立ち上げたほか、様々なeスポーツ大会を企画運営した。一般社団法人日本eスポーツ連合の理事(現任)を務めるなど、日本のeスポーツの先駆者としてeスポーツの普及と発展に取り組んできた。
また、同日付で親会社DONUTSの代表取締役である西村啓成氏がVARRELの取締役に就任した。今後はプロeスポーツチームの運営だけにとどまらず、DONUTSグループとのシナジーを発揮し、多角的な事業構築ならびにさらなる事業拡大を図り、eスポーツ市場の発展に寄与していくという。
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▼鈴木文雄氏コメント
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この度、ITやエンターテインメントに強みを持つDONUTSグループのeスポーツ事業に参画することになりました。私が初めてeスポーツに取り組んだのは2011年。eスポーツの黎明期から「ゲームをスポーツに、ゲーマーをアスリートに」をスローガンに、eスポーツの大会や施設の運営など、プレイヤー、スポンサー、ファンが輝ける世界を作ることに情熱を注いで参りました。近年、eスポーツ市場は拡大の一途を辿っていますが、プレイヤーのセカンドキャリアや雇用機会の創出など、新たなエコシステムの構築に向けて取り組むべきテーマは多く存在すると考えます。これからはeスポーツチームという立場から、これらテーマに向き合いながら、更なるeスポーツの普及発展に貢献していく所存です。
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【鈴木文雄氏略歴】
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1997年9月 三光広告株式会社(現:株式会社SANKO)入社
2006年10月 同社代表取締役社長 就任
2011年11月 日本初のeスポーツ専用施設「e-sports SQUARE」設立
2014年1月 プロリーグ「League of Legends Japan League」設立
2016年10月 eスポーツ子会社 株式会社RIZeST設立
2018年2月 一般社団法人日本eスポーツ連合 理事就任
2021年3月 株式会社SANKO代表取締役 退任
2021年5月 株式会社DONUTS 経営企画室 顧問
