『遊戯王マスターデュエル』の22年の世界収益は1.3億ドル(176億円)超とジャンルトップに KONAMI内でもシェア2位と収益に貢献 Sensor Tower調査


アプリ調査会社のSensor Tower(センサータワー)は、コナミデジタルエンタテインメント(KONAMI)のモバイル版『遊戯王 マスターデュエル』を取り上げ、世界における2022年の収益は1億3000万ドル(176億7400万円)以上になったとするレポートを公開した。世界的な人気を誇るトレーディングカードゲームのモバイルゲームだけに海外での支持も厚く、市場別に収益シェアを見ると、日本が77%で最も多く、アメリカが11%、韓国が6%と続いているという。

 

レポートを執筆したHideyuki Tsuji氏は、Sensor Towerの使用状況インテリジェンスのデータを参照しながら、『遊戯王 マスターデュエル』のユーザー層は25-34歳に最も支持されているのは全市場共通であると指摘。そしてアメリカでは18-24歳の層、韓国では45-54歳の層がより強いとした。

 

また、22年1月~23年1月の世界のモバイルカードバトルゲームの収益では、『遊戯王 マスターデュエル』はトップを独走しているという。『遊戯王 デュエルリンクス』も4位に入り、同ジャンルにおける遊戯王シリーズが強さを示している。日本市場に限定した場合、同期間中においては『遊戯王 マスターデュエル』は1位で、2位の『シャドウバース』とは2倍以上の差をつけたとのこと。

それでは、KONAMIのモバイルゲームにおいてはどういった位置づけなのか、『プロ野球スピリッツA』や『eFootball2023』といったスポーツゲームが有名なKONAMIだが、本作のKONAMIにおける収益シェアは、『eFootball2023』と同率で2番目。5番目には『遊戯王 デュエルリンクス』も入っていることから、Tsuji氏は、遊戯王IPは20%以上のシェアと「同社の収益に大きく貢献している」とコメントした。

 

『遊戯王 マスターデュエル』は2023年1月に1周年を迎え、2月に1周年記念キャンペーンを開始した。ゲーム内初搭載イラストのカード「ブラック・マジシャン」の実装をはじめ、最大1000ジェムやURカードを最大3枚までゲットできるログインキャンペーン「1st Anniversary Reward」(2023年4月10日までを予定)を展開中。

この1周年記念キャンペーン開始に合わせて、日本のApp Storeにおけるトップ収益ランキングで『遊戯王 マスターデュエル』が急上昇を見せた。2023年2月13日は108位だったが、キャンペーン開始当日の2月14日には100ランク以上のアップの4位にランクインするなど活躍を見せている。

詳細は下記リンクを確認してほしい。

【レポート全文】
リリース1周年の遊戯王マスターデュエルがプロスピAに次ぐKONAMIの日本のモバイルゲーム収益シェア2位に成長
https://sensortower.com/ja/blog/yugioh-master-duel-1st-anniversary

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