ライバー、完全ワイヤレス、最長24時間稼働の全身モーションキャプチャ『Uni-motion』事業を取得

ライバーは、この日(3月13日)、ユニ・デバイセズから完全ワイヤレス、最長24時間稼働の全身モーションキャプチャ『Uni-motion』事業を取得したことをを明らかにした。

今回の事業譲渡に伴う新体制は、ファウンダーであり技術開発チームのトップである未来ゆうき氏とライバーのマネジメントチームが合同となり、今までの課題であった生産・販売・マーケティング面の強化を行うとともに、ライバーがもつ協業先(通信企業、プラットフォーム、コンテンツ事業者等)との連携を強化していく。また、機能アップデートや新製品開発も予定している。

 

高機能なのに、簡単、便利。

Uni-motionは日本の技術開発チームUni-devices(ファウンダー:未来ゆうき)によって開発したフルトラッキングモーションキャプチャシステム。

6個のモーションキャプチャセンサーとVRヘッドセットとの組み合わせでフルボディトラッキングを実現し、ベースステーション不要で簡単に使い始められる。

完全ワイヤレスのため装着も簡単で、慣性式6点トラッキングでジャンプや逆立ちなどどんなアクションやポーズでも正確にトラッキングする。

 

身体に装着するモーションキャプチャセンサーは、胸(1個)、腰(1個)、両足(各2個ずつ)。別売のセンサーを最大2個まで追加して使用することができ、足首など身体の動かせる部分が増える。

センサーは、1つが60mm ×40mm ×16mmで手のひらサイズの小型。重さは15g(電池含まず)と軽量なので、長時間の使用にも負担がない。

単三乾電池で最長約24時間稼働。既存のトラッキングデバイスと比較して圧倒的に長時間稼働であり、かつ充電が不要であることが最大の特長。
 

※画像は開発中のもの

PCとUSB接続したUni-stationはセンサーとWi-Fiで無線接続され、専用のソフトウェア(Uni-studio)でモーションを取得。モーションデータはリアルタイムで様々なサービスへ送信することができる。3Dモデル向けモーション反映ツールの定番「Virtual Motion Capture」、そしてソーシャルVR「VRChat」で、動作確認済みとなっている。

「上半身モード」ではVRヘッドセットがなくてもトラッキングできるため、Vtuberなどの配信にも利用できる。センサーを8個使用して手首を動かしたり、Leap motionとの併用で指も動かせる。

 

商品概要

◇センサー

 
◇同梱物Uni-station1個
脚用ベルト2個
大腿用ベルト2個
腰・胸用ベルト2個
センサー固定用ホルダー7個
センサー識別シール
USB MicroBケーブル
案内用紙
保証書
◇PCソフトウェア
対応OS:Windows10以降
◇販売価格
4万9500円(税込)