モブキャストHD、会計監査人のみかさ監査法人が辞任　監査法人アリアを一時会計監査人に選任

モブキャストホールディングス<3664>は、本日（3月28日）、会計監査人のみかさ監査法人から辞任の申し出があったことを発表した。

また、会計監査人が不在の事態を回避するため、本日開催の臨時監査役会において、監査法人アリアを一時会計監査人に選任した。

モブキャストHDとみかさ監査法人との間において、2022年12月期は適正意見を受領しており会計面での意見相違はなかったものの、モブキャストHDの経営陣・管理部門社員は比較的年齢層が高く、会計監査人との年齢差から円滑なコミュニケーションを取ることが難しい場面が監査プロセスの中で生じていた。そうした中、会計監査人と2022年12月期の決算作業が落ち着いた2023年3月に入り協議したが、本日、会計監査人より辞任の申し出を受ける結果となった。

モブキャストHDとしては、監査法人社員が同社の管理部門社員との年齢層も近く、上場企業監査社数が多い監査法人アリアが新たな会計監査人に適切であると判断にいたったが、監査法人アリアと会計監査人就任の同意を得られたタイミングが定時株主総会後だったことから、本日の発表となった。定時株主総会後のタイミングとなるが、株主をはじめとするステークホルダーの利益にかなうものと考え、一時会計監査人を選任することとした。

なお、みかさ監査法人からは、監査業務引継ぎについての協力が得られることを確認している。

また、モブキャストHDは、2024年3月開催予定の定時株主総会において、監査法人アリアを選任する予定だとしている。