ビックカメラ、23年8月通期の営業利益を173億円から155億円に減額 人員増など戦略投資、コジマではすごもり需要の反動減

ビックカメラ<3048>は、本日(4月6日)、2023年8月期の連結業績予想の修正を行い、売上高8300億円(前回予想8235億円)、営業利益155億円(同173億円)、経常利益175億円(同193億円)、最終利益78億円(同78億円)、EPS45.57円(同45.57円)とした。

・売上高:8300億円(前回予想8235億円)
・営業利益:155億円(同173億円)
・経常利益:175億円(同193億円)
・最終利益:78億円(同78億円)
・EPS:45.57円(同45.57円)

従来予想からの修正率は、売上高0.7%増、営業利益10.4%減、経常利益9.3%減、最終利益は変わらずとなっている。

・売上高:0.7%増
・営業利益:10.4%減
・経常利益:9.3%減
・最終利益:変わらず

売上高は、子会社のコジマにおいて引き続き巣ごもり需要等の反動減による影響が続くと想定して下方修正するものの、ビックカメラにおいて、インバウンド売上の回復を織り込むことにより、通期の公表予想を上方修正する。

利益面では、コジマにおいて、売上高の減少および足もとの市場環境を踏まえた売上総利益率の低下に伴う売上総利益額の減少を見込むことに加え、ビックカメラにおいて、店舗人員の増加などの戦略による固定費増を見込むことから、営業利益と経常利益は予想を下回る見通し。