シリコンスタジオ、第1四半期(12~2月)決算は売上高19%増、営業益1212%増に 開発推進・支援事業、人材事業ともに好調

  • シリコンスタジオ<3907>は、4月10日、2023年11月期の第1四半期(12~2月)の連結決算を発表、開発推進・支援事業、人材事業ともに好調な推移となり、増収増益を達成した。

    売上高11億5900万円(前年同期比19.7%増)
    営業利益1億500万円(同1212.5%増)
    経常利益1億800万円(同764.0%増)
    最終利益6400万円(同3100.0%増)

    各セグメントごとの状況は以下のとおり。

    ①開発推進・支援事業 売上高7億300万円(前年同期比18.0%増)、セグメント利益1億600万円(同65.6%増)
    受託開発の売上高は、エンターテインメント業界からの案件を中心に引き合いが多く大幅増収となった。ミドルウェアの売上高は、自社ソフトウェアのライセンス契約が後ろ倒しになった影響から減収となった。

    ネットワーク構築・運用等のサービスを提供するオンラインソリューションの売上高は、オンラインゲーム向けのサーバー開発、運用がともに堅調で増収となった。

    ②人材事業 売上高4億5600万円(同22.4%増)、セグメント利益1億2000万円(同84.6%増)
    エンターテインメント業界におけるクリエイティブ人材の正社員需要は底堅く、有料職業紹介サービスが業績をけん引した。第1四半期期間における派遣先企業で稼働した一般派遣労働者数は延べ577名(前年同期比7.1%増)、有料職業紹介の成約実績数は112名(前年同期比57.7%増)となった。

  • ■通期業績予想は変更なし

  • 2023年11月期通期の連結業績見通しについては、従来予想から変更なく、以下のとおり。

    売上高44億9400万円(前期比0.4%減)
    営業利益2億2800万円(同40.3%減)
    経常利益2億1400万円(同45.7%減)
    最終利益1億4900万円(同41.2%減)

シリコンスタジオ株式会社
http://www.siliconstudio.co.jp

会社情報

会社名
シリコンスタジオ株式会社
設立
2000年1月
代表者
代表取締役社長 梶谷 眞一郎
決算期
11月
直近業績
売上高45億5400万円、営業利益2億3800万円、経常利益2億4600万円、最終利益2億円(2023年11月期)
上場区分
東証グロース
証券コード
3907
企業データを見る