エディア、23年2月期決算は売上高10％増、営業益24％増に　コミック・電子書籍の売上が大きく躍進　今期も増収増益を見込む

エディア<3935>は、4月14日、2023年2月期の連結決算を発表、コミック・電子書籍の売上高の大幅躍進やIPコンテンツ販売増加によって増収増益を達成した

売上高27億6000万円（前々期比10.7％増）
営業利益1億5300万円（同24.9％増）
経常利益1億4600万円（同28.4％増）
最終利益1億5000万円（同39.4％増）

①IP事業
ゲームサービスにおいて、様々なイベントを通じて長期運営タイトルの安定推移を目指したものの、前年同期比では売上が減少したが、同社保有のレトロゲームタイトルの復刻版の販売や、欧米市場に向けたライセンスアウトにより、売上減少を補った。

一方で、オンラインくじサービスの「くじコレ」、女性顧客向けオンラインくじサービス「まるくじ」は前期に引き続き、人気IPとのコラボレーションを数多く行うなど積極的に展開し、グループの収益に貢献した。

②出版事業
コミック新刊数増加により、紙出版・電子書籍ともに売上が大きく伸び、目標どおり進捗した。

③BtoB事業
法人向けコンテンツの受託制作、他社のゲームサービスのローカライズおよび運営受託などが貢献した。

■2024年2月期も増収増益見込む
2024年2月期通期の連結業績予想は、以下のとおりの増収増益を見込んでいる。

IPサービスの世界進出による売上高拡大を見込んでいるが、初期投資で費用が発生する見込みだという。また、電子コミックの作品数の拡大も収益の拡大に寄与する見通し。

売上高30億円（前期比8.7％増）
営業利益1億8000万円（同16.9％増）
経常利益1億7700万円（同21.2％増）
最終利益1億7700万円（同17.5％増）