テンダ、第3四半期決算は売上高27%増の30億4700万円、営業益31%増の3億2400万円…ゲーム苦戦もITソリューションとビジネスプロダクトが拡大

テンダ<4198>は、本日(4月14日)、2023年5月期 第3四半期累計(22年6月~23年2月)の連結決算を発表し、売上高30億4700万円(前年同期比27.1%増)、営業利益3億2400万円(同31.6%増)、経常利益3億0300万円(同28.4%増)、最終利益1億6200万円(同4.8%増)だった。

・売上高:30億4700万円(同27.1%増)
・営業利益:3億2400万円(同31.6%増)
・経常利益:3億0300万円(同28.4%増)
・最終利益:1億6200万円(同4.8%増)

ゲームコンテンツが大幅な減収減益となったものの、ITソリューション事業とビジネスプロダクト事業が増収増益となった。

セグメント別の状況は以下のとおり。

 

■ITソリューション事業

ITソリューション事業においては、企業のDX化等に向けた投資等が活性化されつつある状況もあり受託開発においては案件数、案件単価ともに順調に推移している。加えて新規連結子会社の増加に伴い、売上高は24億1200万円(同45.9%増)、セグメント利益は6億0200万円(同10.1%増)となった。

 

■ビジネスプロダクト事業

ビジネスプロダクト事業においては、主力製品である「Dojo」が堅調に推移している。その結果、売上高は4億2400万円(同4.3%増)、セグメント利益は1億2900万円(同134.6%増)となった。

 

■ゲームコンテンツ事業

ゲームコンテンツ事業においては、主力プラットフォームにおける競合ゲームの活況を受け、自社タイトル「ヴァンパイア†ブラッド」等の業績に影響が出たため追加の集客施策などのイベントを実施しつつも原価を中心としたコスト削減に注力した。保守・運営の受託業務の減少の結果、売上高は2億1100万円(同37.6%減)、セグメント利益は800万円(同58.1%減)となった。

 

■2023年5月期の業績見通し

2023年5月期の業績は、売上高42億円(前期比19.7%増)、営業利益4億5000万円(同20.6%増)、経常利益4億3400万円(同20.8%増)、最終利益2億7000万円(同12.4%増)、EPS124.47円を見込む。

・売上高:42億円(同19.7%増)
・営業利益:4億5000万円(同20.6%増)
・経常利益:4億3400万円(同20.8%増)
・最終利益:2億7000万円(同12.4%増)
・EPS:124.47円

計画に対する進捗率は、売上高72.5%、営業利益72.0%、経常利益69.8%、最終利益60.0%となっている。

・売上高:72.5%
・営業利益:72.0%
・経常利益:69.8%
・最終利益:60.0%

株式会社テンダ
https://www.tenda.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社テンダ
設立
1995年6月
代表者
代表取締役会長 小林 謙
決算期
5月
直近業績
売上高42億3500万円、営業利益4億5500万円、経常利益4億3600万円、最終利益2億6600万円(2023年5月期)
上場区分
東証スタンダード
証券コード
4198
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