サイバーエージェント、第2四半期は過去最高の売上を更新 「一過性の要因で出遅れたが良い状況に戻った」(藤田社長)

 

サイバーエージェント<4751>は、本日(4月26日)、第2四半期(23年1月~23年3月)の連結決算を発表し、売上高1956億5700万円(前年同期比16.8%増)、営業利益187億8600万円(前年同期は12億5500万円の損失)、経常利益188億3000万円(同9億3900万円の損失)、最終利益79億円(同50億0200万円の損失)だった。

・売上高:1956億5700万円(同16.8%増)
・営業利益:187億8600万円(同12億5500万円の損失)
・経常利益:188億3000万円(同9億3900万円の損失)
・最終利益:79億円(同50億0200万円の損失)

売上高は四半期ベースでは過去最高になった。『ウマ娘 プリティーダービー』が好スタートを決めた一昨年の売上を超えた。藤田晋社長は「ゲームで大きなヒットが生まれたが、売上が徐々に低減することを心配したが、その影響をこなして増収を達成、過去最高となった」とコメントした。

 

また、営業利益については、メディア事業の改善に加え、『ウマ娘』と『グランブルーファンタジー』の周年を中心に好調だったゲーム事業が貢献したことで、前四半期の赤字から大きく回復し、「好調な状況に戻った」という。

 

続く2023年9月期の業績は、売上高7200億円~7200億円(前期比1.3%増~同1.3%増)、営業利益400億円~500億円(同17.7%増~同36.3%増)、経常利益400億円~500億円(同17.9%減~同5.3%減)、最終利益150億円~200億円(同14.7%減~同1.2%減)を見込む。従来予想からは変更はない。

・売上高:7200億円(同1.3%増)
・営業利益:400億円~500億円(同17.7%増~同36.3%増)
・経常利益:400億円~500億円(同17.9%減~同5.3%減)
・最終利益:150億円~200億円(同14.7%減~同1.2%減)
・EPS:29.64円~39.52円

 

第1四半期は、「ワールドカップ関連の費用負担という一過性の要因で少し出遅れた形となったが、その後は想定通りの推移になっている」と述べ、通期予想の達成に自信を示した。

 

株式会社サイバーエージェント
http://www.cyberagent.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社サイバーエージェント
設立
1998年3月
代表者
代表取締役 藤田 晋
決算期
9月
直近業績
売上高7202億0700万円、営業利益245億5700万円、経常利益249億1500万円、最終利益53億3200万円(2023年9月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
4751
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