ヴィレッジヴァンガード、23年5月期の営業損失4900万円に下方修正 嗜好品に対する消費者の購買意欲が低下

ヴィレッジヴァンガード<2769>は、5月9日、2023年5月期の連結業績予想の下方修正を行い、売上高251億4800万円(前回予想288億2400万円)、営業損失4900万円(同4億2600万円の利益)、経常損失5000万円(同3億8000万円の利益)、最終損失1億9900万円(同1億5600万円の利益)とした。

・売上高:251億4800万円(前回予想288億2400万円)
・営業損失:4900万円(同4億2600万円の利益)
・経常損失:5000万円(同3億8000万円の利益)
・最終損失:1億9900万円(同1億5600万円の利益)

国際情勢の不安定化による物価高騰や、人流の活発化に伴って消費行動がモノ消費からコト消費へシフトしたこと等を受けて、菓子類や美容雑貨など嗜好品に対する消費者の購買意欲が低下したことにより、売上高が当初の予想を下回る見込みとなった、としている。

店舗ごとに独創的な空間を創出し、POPUP 催事出店の強化や、オリジナル企画によるクリエイターや他企業とのコラボ商品のWEB販売などEC事業の拡大を図ってきたとのこと。

また、損益面では、コスト低減・諸経費の削減を図ってきたが、売上高の減少に伴う売上総利益の減少が上回ったという。