カプコン、24年3月期は売上高1400億円、営業益560億円と過去最高業績を狙う 『スト6』『エグゾプライマル』投入、リピート拡大で4500万本を販売計画

 

カプコン<9697>は、2024年3月期の連結業績について、売上高1400億円(前期比11.2%増)、営業利益560億円(同10.2%増)、経常利益560億円(同9.0%増)、最終利益400億円(同8.9%増)と増収増益を見込んでいることを明らかにした。この日(5月10日)発表の2023年3月期の決算で発表した。

・売上高:1400億円(同11.2%増)
・営業利益:560億円(同10.2%増)
・経常利益:560億円(同9.0%増)
・最終利益:400億円(同8.9%増)
・EPS:191.28円

 

主力のゲーム事業を中心に引き続き拡大する見通しだ。新作『ストリートファイター6』を6月2日、完全新規タイトル『エグゾプライマル』を7月14日に投入するほか、『バイオハザード RE:4』 や『モンスターハンターライズ:サンブレイク』など旧作のリピート販売で拡大を狙う。

同社によると、コンシューマゲームについては同7.9%増の4500万本の販売を計画しているという。内訳は、新作が同7.5%減の930万本、旧作が同21.8%増の3570万本で、旧作中心に伸びていく見通しだ。

さらに、Nianticとの共同タイトル『MONSTER HUNTER NOW』を9月にリリースする予定だ。世界的にファンを拡大している『モンスターハンター』初のリアルワールドゲームということで、本作も大ヒットが期待されるところ。

 

株式会社カプコン
http://www.capcom.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社カプコン
設立
1983年6月
代表者
代表取締役会長 最高経営責任者(CEO) 辻本 憲三/代表取締役社長 最高執行責任者(COO) 辻本 春弘/代表取締役 副社長執行役員 兼 最高人事責任者(CHO) 宮崎 智史
決算期
3月
直近業績
売上高1259億3000万円、営業利益508億1200万円、経常利益513億6900万円、最終利益367億3700万円(2023年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
9697
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