『Dislyte』は配信1ヶ月で日本国内で400万ドル以上の収益を記録 韓国と台湾でもヒット スクワッドRPGにおける台風の目になる可能性 Sensor Tower調査

 

Sensor Tower(センサータワー)は、Farlight Gamesよりリリースされた『Dislyte-神世代ネオンシティ-』に関する調査を行い、2023年3月29日のリリースから約1ヵ月間で日本において400万ドル(5億3800万円)以上の収益を記録したとする調査レポートを公開した。同タイトルは、日本のApp Storeにおけるトップ収益ランキングでリリース当日に51位スタートした後、徐々に順位を上げていき、2023年4月11日には12位とTOP30に入った。日本だけでなく、韓国と台湾市場のいてはTop20位圏内で推移をしており、2023年4月11日にはこの2つの市場で1位を獲得した。

 

本作は、ノンIPのオリジナルタイトルだが、日本リリースに合わせて、女優の川口春奈さんを起用したTVCMを放映したほか、リリース記念として東京・渋谷、新宿エリアで巨大広告を展開、Webプロモーション、100万円相当の純金製「Real Gold Record」が当たるキャンペーンなどを展開した。レポートを執筆したHideyuki Tsuji氏は、本作のゲーム性がのユーザーに受け入れられたことに加え、一連の大型プロモーションが功を奏して好スタートにつながったと指摘した。

Sensor Towerのデータによると、2023年3月29日~4月30日では韓国では700万ドル(9億4200万円)以上、台湾でも240万ドル(3億2300万円)以上の収益を達成した。同期間における各市場の収益シェアは、韓国が42%、日本が24%、台湾が14%となっており、この3市場で全体の80%のシェアを占めているそうだ。

 

スクワッドRPGとしての成長力も高く、2023年3月29日~4月18日の日本における同ジャンルでの収益成長量では2位となっている。3位の『機動戦士ガンダム U.C. ENGAGE』とは3倍の差があるとのこと。そして韓国と台湾では、スクワッドRPGの収益成長量で2位以下を大きく引き離して1位となっているという。今後の展開によっては、日本、韓国、台湾でスクワッドRPGのランキングにも大きなインパクトが出てくる可能性があるとコメントした。

 

【関連サイト】
Dislyteがリリース1ヵ月で400万ドル以上の収益を日本で記録、韓国と台湾市場でも好調で3大市場での収益シェアは80%に
https://sensortower.com/ja/blog/dislyte-records-over-4m-dollars-revenues-in-japan

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