CRI・ミドルウェア、「CRIWARE」のモビリティ分野の採用数が2023年9月期の上期のみで100万台を突破 横浜で開催予定のイベントに出展も

  • CRI・ミドルウェア<3698>は、音声・映像の技術ブランド「CRIWARE」のモビリティ分野の採用数が、2023年9月期上期(2022年10月~2023年3月)のみで100万台を突破したことを発表した。

    同社のモビリティ事業は、モビリティ向けの「CRIWARE for Mobility」として「CRI ADX Automotive」「CRI TeleXus for Mobility」「CRI Glassco」「Tagdroid Automotive(仮)」の4つの製品・ソリューションを提供しており、ゲーム分野で培ってきた音声・映像技術やエンターテインメントのノウハウでモビリティ分野に引き続き貢献していく。なお、ゲームでの採用ライセンス数7000を超える「CRIWARE」を使用した同社のモビリティ開発が、「人とくるまのテクノロジー展 2023 YOKOHAMA」で体験できる。

    ■「人とくるまのテクノロジー展 2023 YOKOHAMA」に出展
    同社は、世界に向けて最新技術・製品を発信する自動車技術の展示会「人とくるまのテクノロジー展2023 YOKOHAMA」(自動車技術会主催)に出展する予定だ。「人とくるまのテクノロジー展」は、自動車産業の第一線で活躍するエンジニアのための自動車技術展で、1992年に開始した。国内最大級の自動車技術の展示会として知られている。今回、同社は4つの「CRIWARE for Mobility」に関する展示やデモなどを実施する。ゲーム開発現場を支えてきた「CRIWARE」がモビリティ開発にもたらすメリットを体験できる。

    <主な展示製品・ソリューション>
    ・CRI ADX Automotive
    次世代の車載サウンドを先行開発から量産までサポートする、車載サウンドのワンストップソリューション。多くのゲーム開発現場で採用されている「CRI ADX」を使用したサウンド制作で、音を正確に伝え、安全な走行に貢献する。当日はメータークラスタ向けのサウンド開発デモを実施する。

    ・CRI Glassco
    車載HMIをPoCから量産までワンストップで対応できる車載HMIのワンストップソリューション。多くのゲーム開発現場で使われる「After Effects」をモビリティ向けに機能拡張し、ハイクオリティなデザインとコンパクトな実装を両立できる。当日はメータークラスタ向けのHMI開発デモを実施する。

    ・CRI TeleXus for Mobility
    メタバースなどで円滑な交流を実現するオンラインコミュニケーションプラットフォームのモビリティ向けソリューション。空間オーディオや話者分離等の音声技術で、実在感のあるコミュニケーションを実現する。当日は4chフルデジタルアンプによる定位情報を活かした音声デモを楽しむことができる。

    ・Tagdroid Automotive(仮)
    ASVで要求されているDMSの性能を検査するための膨大なシチュエーションをタグ付きCGで自動生成するタグ付きCG自動生成ツール。リアルな「ヒト」と認識できる高品質なタグ付きCGを活用し、スタントマンでも難しい、交通事故につながるような危険な動作も再現できる。当日はタグ付きCGの活用事例を紹介する。

    <人とくるまのテクノロジー展2023 YOKOHAMA 開催概要>
    名称:人とくるまのテクノロジー展2023 YOKOHAMA
    会期:2023年5月24日(水)~26日(金)
    会場:パシフィコ横浜
    主催:公益社団法人自動車技術会
    詳細ページ:https://aee.expo-info.jsae.or.jp/ja/yokohama/

株式会社CRI・ミドルウェア
http://www.cri-mw.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社CRI・ミドルウェア
設立
2001年8月
代表者
代表取締役会長 鈴木 正彦/代表取締役社長 押見 正雄
決算期
9月
直近業績
売上高28億4000万円、営業利益9700万円、経常利益1億3800万円、最終損益3億3900万円の赤字(2022年9月期)
上場区分
東証グロース
証券コード
3698
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