アドビ、Adobe Photoshopにクリエイティブな"副操縦士"としてジェネレーティブAIを搭載

アドビは、本日5月24日、「Adobe Firefly」のジェネレーティブAI機能をデザインワークフローに直接統合した「ジェネレーティブ塗りつぶし(英語名:Generative Fill)」を発表した。同時に、「Adobe Photoshop」のアップデートを行ったことも明らかにした。

「ジェネレーティブ塗りつぶし」は、クリエイティブとデザインワークフローにおける同社初のクリエイティブな副操縦士(コパイロット)であり、簡単なテキストプロンプトを使い、ほんの数秒で非破壊的に画像へコンテンツを追加、拡張、削除できる新しい作業方法をユーザーに提供する。

 

【主な発表概要】

・アドビのクリエイティブジェネレーティブAIモデル「Adobe Firefly」に「ジェネレーティブ塗りつぶし(ベータ版)」機能を追加し、画像の拡張やオブジェクトの追加・削除が可能に

・Adobe FireflyをAdobe Photoshopに直接統合し、ジェネレーティブAIの持つスピードと手軽さにAdobe Photoshopのパワーと正確さを融合

・既存のAdobe Creative CloudのワークフローにジェネレーティブAIを統合するアドビ初の取り組みとして、ユーザーにアイデア、探求、制作スピードを加速させるクリエイティブな副操縦士を提供

 

【Adobe Photoshopの新機能】

Adobe Photoshopをアップデートし、クリエイティブなワークフローを強化し加速させる新機能を追加した。新たに追加した機能「調整プリセット」、「コンテキストタスクバー」、「削除ツール」、「強化されたグラデーション」により、ユーザーは時間を節約しながら複雑な編集やユニークなデザインの作成を実現できる。