ザッパラス、KADOKAWAと「占い」カテゴリーにおける両社の既存事業の強化・拡大に向けた業務提携を検討

ザッパラス<3770>は、7月11日、KADOKAWA<9468>と「占い」カテゴリーにおける両社の既存事業の強化・拡大に向けた業務提携の検討に関する基本合意書を締結したことを発表した。

業務提携の目的は、出版、映画、アニメ、ゲーム、UGC(User Generated Contents)など多彩な事業展開を行うグローバルエンターテイメント企業であるKADOKAWAと、20年以上に渡り占い市場の健全な発展をけん引してきたザッパラスが、「占い」というコンテンツカテゴリーにおいて協業することにより、既存事業の拡充のみならず新しい市場を開拓していくこと。ザッパラスが有する占い業界における人脈やデジタルコンテンツ展開にかかるノウハウ、KADOKAWAが有する発信力や営業力を共有し融合させることで、新たな顧客の獲得など、相互の事業拡大に向けたシナジーが期待できると考えているという。

<基本合意の内容>
両社は、占いカテゴリーにおいて、主として以下の項目を内容とする本提携の実現に向け検討することについて基本合意に至った。今後、以下の項目の実現の可能性について引き続き協議を行っていく。

①ザッパラスが、長年占い業界に携わってきた代表取締役社長(川嶋真理氏)の人脈をはじめとする経営資源を活かして、KADOKAWAに対し占い師を紹介し、その占い師がKADOKAWAにおいて出版する書籍などの企画、監修、編集などのサポートを行い、KADOKAWAはその書籍などを出版することに協力すること。

②ザッパラスが、KADOKAWAにおいてすでに書籍などの出版をしている占い師に関するデジタルコンテンツの企画、制作、運営等を行うこと。

③KADOKAWAが、子会社ドワンゴに対し、ドワンゴが運営する動画配信サービスであるニコニコにおいて占いカテゴリーを強化するよう要請すること。ザッパラスは、経営資源を活かした占い師の紹介などを通じ、ニコニコチャンネルにおける占いカテゴリーの強化に協力する。

④そのほか、ザッパラスおよびKADOKAWAにおいて合意した事項

なお、ザッパラスの2024年4月期の業績に与える影響は軽微である見込みだが、公表すべき事項が生じた場合には速やかに発表するとしている。

株式会社ザッパラス
http://www.zappallas.com/

会社情報

会社名
株式会社ザッパラス
設立
2000年3月
代表者
代表取締役 玉置 真理
決算期
4月
上場区分
東証スタンダード
証券コード
3770
企業データを見る
株式会社KADOKAWA
http://www.kadokawa.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社KADOKAWA
設立
1954年4月
代表者
代表執行役社長CEO 夏野 剛/代表執行役CHRO兼CLMO 山下 直久
決算期
3月
直近業績
売上高2554億2900万円、営業利益259億3100万円、経常利益266億6900万円、最終利益126億7900万円(2023年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
9468
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