PR TIMES、第8回新株予約権を消滅 信託型SOへの給与課税に関する見解を受けてインセンティブプランを見直し

PR TIMES<3922>は、この日(7月13日)、信託型ストックオプションとして発行した第8回新株予約権について消滅させると発表した。割当予定先であったコタエル信託と協議し、金銭の払込みは受けないことに決定したという。また、第6回新株予約についても未行使のまま消滅させている。

同社では、2023年5月29日に開催された国税庁と経済産業省による信託型ストックオプションへの課税に関する説明会で、「行使時の経済的利益は給与として課税される」旨の見解が示されたことを踏まえて、インセンティブプランを効果的なものに見直すことにしたという。

同社は、これ以外にも信託型ストックオプションを発行しており、第4回新株予約権を2021年6月に役職員への割当が完了し、発行数量1440個に対して768個の権利行使が行われたことから、納税額を算出し、役職員からすみやかに徴収する、としている。