【ゲーム株概況(7/18)】IDOL3.0 PROJECTの思惑から東京通信G大幅続伸 トレカ好調で上方修正のテイツーも急反発 ケイブは利確売りに押される

3連休明けとなった7月18日の東京株式市場は反発。日経平均株価は、前日比102円63銭高の3万2493円89銭でこの日の取引を終えた。前日の米国株式市場の上昇を受けて朝方から買い優勢の展開だった。中国の景気悪化への懸念から一時はマイナスに転じる場面もあったが、引けにかけて再び上昇に転じた。

こうしたなか、ゲーム関連株では、東京通信グループ<7359>が3日続伸。協業先のオーバースによる新規アイドルグループ創造プロジェクト『IDOL3.0 PROJECT』オーディション第4次選考が終わり、GuildQBとのコラボAMA(Ask Me Anything)を本日開催する予定で、今後の展開への思惑が浮上しているもよう。同じく協業するgumi<3903>は変わらず。

また、テイツー<7610>が急反発。2024年2月期連結業績予想の上方修正を行い、売上高343億円(前回予想326億9000万円)、営業利益18億円(同16億1500万円)としたことが刺激材料となった。同社によると、トレーディングカード(TCG)商材がけん引したとのこと。

ANYCOLOR <5032> が4日ぶりに反発し、8000円台を回復した。前週末7月14日に7月31日を基準日とした1対2株の株式分割を実施すると発表したことが株価の刺激材料となっているようだ。

引け後に決算発表を控えていたサイバーステップ<3810>も反発。2023年5月期決算は赤字幅縮小となったが、続く2024年5月期の見通しについては非開示とした。市場がどう受け止めるのか注目されるところ。

他方、先週末の前引け後に決算発表を行い、動意を示したワンダープラネット<4199>が大幅安となったほか、決算発表後に急騰したケイブ<3760>はこの日は利食い売りに押された。イオレ<2334>やまんだらけ<2652>や買取王国<3181>もさえない。

 

株式会社ケイブ
http://www.cave.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社ケイブ
設立
1994年6月
代表者
代表取締役社長 秋田 英好/代表取締役CFO 伊藤 裕章
決算期
5月
直近業績
売上高69億6300万円、営業利益2億4300万円、経常利益2億1300万円、最終利益25億7900万円(2023年5月期)
上場区分
東証スタンダード
証券コード
3760
企業データを見る
株式会社テイツー
https://www.tay2.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社テイツー
設立
1990年4月
代表者
代表取締役社長 藤原 克治
決算期
2月
上場区分
東証スタンダード
証券コード
7610
企業データを見る
株式会社東京通信グループ
https://tokyo-tsushin.com/

会社情報

会社名
株式会社東京通信グループ
設立
2015年5月
代表者
代表取締役社長CEO 古屋 佑樹
決算期
12月
直近業績
売上高62億1900万円、営業損益1億3300万円の赤字、経常利益3億5700万円、最終損益2億400万円の赤字(2023年12月期)
上場区分
東証グロース
証券コード
7359
企業データを見る