【先行レビュー】『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット ゼロの秘宝』「前編・碧の仮面」で懐かしさ感じる新たな地「キタカミの里」を探索! 新コンテンツ「鬼退治フェス」は仲間や家族と 盛り上がること間違いなし!


ポケモンは、8月16日、『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット ゼロの秘宝』の配信を記念して、「前編・碧の仮面」メディア向け先行体験会を開催した。

『ゼロの秘宝』は、2022年にNintendo Switch用ソフトとして発売された『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』の有料追加コンテンツ。前後編で物語が繋がった作品となっており、「前編・碧の仮面」を9月13日に、「後編・藍の円盤」を2023年冬以降にそれぞれ配信する。

今回、メディア向け先行体験会では「前編・碧の仮面」を試遊し、舞台となる「キタカミの里」の世界観を日本最速で体験することができたので、その所感をお届けしていく。

■新たな地「キタカミの里」に伝わる昔話を追う

まずは物語のあらすじを紹介していく。

毎年他校と合同開催される「林間学校」のメンバーに選ばれた主人公は、アカデミーの面々と共に「キタカミの里」へと向かう。キタカミの里には、大きな山や田園風景など、どこか懐かしさのあるのどかな自然が広がっており、パルデア地方とはまた異なった雰囲気を味わうことができる。

キタカミの里に到着した主人公は、まず「スイリョクタウン」の中心にある公民館を目指すことになる。今回の物語では、どうやらこの「スイリョクタウン」が拠点となるようだ。



そこで、課題としてキタカミの歴史を探るオリエンテーリングツアー に参加することになった主人公は、キタカミの里出身でブルーベリー学園の生徒である「スグリ」とペアを組み、里に伝わる昔話が書かれた看板を探すことになる。



●スグリ

キタカミの里出身でブルーベリー学園に通っている。おっとりした性格で、よく姉の「ゼイユ」の背中に隠れている。パルデア地方からやってきた主人公のことが気になるようだ。

●ゼイユ

スグリの姉であるゼイユも、キタカミの里出身でブルーベリー学園に通っている。スグリとは対照的な性格で気が強く、他の地方からやってきた人に対して冷たい態度をとることも。


▲看板はキタカミの里の複数箇所 に置かれている。

その中で、村に伝わる鬼の昔話や、「ともっこさま」と呼ばれているポケモン「イイネイヌ」、「マシマシラ」、「キチキギス」の謎に迫ったり、キタカミセンターで開催されている「オモテ祭り」に参加したりといったストーリーが展開していく。


▲村から少し離れたところにある「ともっこプラザ」と呼ばれる公園には、「ともっこさま」の石像が置かれている。


▲お面を被った伝説のポケモンとも対面……!?

▲じんべえに着替えて「オモテ祭り」に参加することに。

▲りんご飴やかき氷など、さまざまな物を売っている屋台が出ている。

また、冒険の途中で「ロトりぼう」を入手できる。「ロトりぼう」があれば、今までとは違った画角で自身とパートナーのポケモンを撮影することができる。



▲のどかな田園風景が広がっている「キタカミの里」には、「ロコン」や「オタチ」などが生息しており、街中にもどこか“和”を感じさせる雰囲気が漂っている。


「キタカミの里」で初めて見かけるポケモンの姿も。

そして、「前編・碧の仮面」で遊べる最も特徴的なコンテンツが「鬼退治フェス」だ。



「鬼退治フェス」は、キタカミの里に昔から伝わる催しもので、ポケモンにライドしてオニバルーンと呼ばれる風船を割ってきのみを集め、きのみ台まで運ぶ遊びとなっている。また、きのみを台に置くことでゴンベやヨクバリスといったポケモンがきのみを食べに来るので追い返しながら効率よく集めよう。


▲バルーンにぶつかっていくだけできのみを入手できる。「赤」、「青」、「緑」、「灰」の4種のきのみを必要な数だけ集める必要がある。

難易度は「初級」、「中級」、「上級」の3段階が用意されており、難易度が低いコースをクリアすることでより難しいコースに挑戦できるようになる。

報酬では、ポケモンの能力の基礎ポイントを高めてくれる「もち」や、逆に基礎ポイントをリセットする「まっさらもち」がもらえる。

また、インターネット通信(※)やローカル通信では、最大4人でのマルチプレイで同時に遊ぶことができる。それぞれ遠くの風船を割りに行ったり、集めたきのみを食べてしまうくいしんぼうのポケモンを追い払うなど、チームワークを駆使して高難易度のレベルにも挑戦してみよう。

※インターネット通信を用いてほかのトレーナーと交流するためには、Nintendo Switch Online(有料)への加入が必要です。

今回の体験会を通じてプレイできたのは「前編・碧の仮面」のほんの序盤のみだったが、どこか懐かしさを感じる夏休みのような体験をすることができた。また、『ポケモン スカーレット』と『ポケモン バイオレット』によって出現する一部のポケモンにも変化がある。なお、ストーリーに関してもまだまだボリュームが残されているとのこと。ここから、伝説のポケモンを絡めてどのようなストーリーが展開し、どのようなポケモンたちに出会えるのか、引き続き楽しみにお待ちいただきたい。

(取材・文 編集部:山岡広樹)


■『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット ゼロの秘宝』


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