東京シティ競馬、2022年度の馬券売上高は6.9%増の1954億円と10年連続の増収 バブル期に記録した過去最高売上を31年ぶりに更新

大井競馬場(特別区競馬組合)は、東京シティ競馬(TCK)の令和4年度(2022年度)における総売得金額(勝馬投票券の売上高)は前年比6.9%増の1954億5700万円となり、10年連続の増収となったことを明らかにした。さらに平成3年度(1991年)を超え31年ぶりに過去最高を記録した(平成3年度は1937億5300万円)。また、一日あたりの平均売得金額(総売得金額÷開催日数97日)は20億1500万円で、こちらも過去最高額を記録した。

特別区競馬組合は、東京23特別区の一部事務組合であり、利益金の一部を特別区分配金として各区へ分配している。今回、1区あたり6億円・総額138億円(6億円×23区)を分配し、東京23区の政策を財政面で支援する、としている。この分配金は、令和6年度(2024年度)予算に計上し、2024年4月下旬に各区あてに支出する。