サイバーステップ<3810>は、この日(10月20日)、第1回無担保転換社債と第37回新株予約権について、割当先であるマッコーリー・バンク・リミテッドと合意し、買入消却を行うと発表した。転換社債を発行時と同じ1億円、新株予約権2380個を1個あたり192円で購入する。いずれも11月6日に買い入れて直ちに実行する予定だ。
現時点で、新株予約権は3620個（36万2000株）が行使されているが、現在の株価は下限行使価額(323円)を上回って推移しているものの、グループの業績低迷等を背景とした株価の下落により、当初想定していた金額及びペースでの調達は困難な状況が続いているため、と説明した。
なお、速やかな財務体質の改善及び円滑な資金調達の重要性が高いことから、新たに第39回と第40回新株予約権を発行することも決定したという。これについては別途報じる。
会社情報
- 会社名
- サイバーステップ株式会社
- 設立
- 2000年4月
- 代表者
- 代表取締役社長 佐藤 類
- 決算期
- 5月
- 直近業績
- 売上高74億1600万円、営業損益13億5300万円の赤字、経常損益14億8800万円の赤字、最終利益20億9700万円の赤字（2022年5月期）
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 3810