KLab、第3四半期期間(7~9月)はQonQで20%の増収に 周年による『ブレソル』の国内外での伸長と『ダンクロ』のレベニューシェア獲得が寄与

柴田正之 編集部記者
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  • KLab<3656>は、11月7日、2023年12月期の第3四半期累計(1~9月)の連結決算を発表した。その第3四半期期間(7~9月)の業績を見てみると、売上高は前四半期比(QonQ)で増収となったものの、各利益項目とも赤字計上となった。

    売上高29億8600万円(前四半期比20.5%増、前年同期比28.1%減)
    営業損益1億5800万円の赤字(前四半期2億6400万円の赤字、前年同期1億2300万円の赤字)
    経常損益1億1800万円の赤字(同700万円の赤字、同8300万円の黒字)
    最終損益1億9900万円の赤字(同2600万円の赤字、同3500万円の黒字)

    7月に実施した周年キャンペーンにより『BLEACH Brave Souls』が国内外で大幅に伸長したことに加え、8月24日に『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか バトル・クロニクル』(以下『ダンクロ』)がAiming<3911>より配信開始となり、そのレベニューシェアを獲得した結果、売上高はQonQで2ケタ超の増収となった。

    また、ゲームの売上に連動する費用や『ダンクロ』の減価償却費などは増加したものの、売上高の増加に加えてコスト抑制が奏功し、営業損益の赤字幅は前四半期から縮小した。

KLab株式会社
http://www.klab.com/jp/

会社情報

会社名
KLab株式会社
設立
2000年8月
代表者
代表取締役社長CEO 森田 英克/代表取締役副会長 五十嵐 洋介
決算期
12月
直近業績
売上高107億1700万円、営業損益11億2700万円の赤字、経常損益7億6100万円の赤字、最終損益17億2800万円の赤字(2023年12月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
3656
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