楽天グループ、第3四半期決算は営業損失1795億円と赤字幅縮小 モバイルの投資継続も通信料収入で赤字縮小

楽天グループ<4755>は、11月9日、2024年3月期 第3四半期累計(23年1月~23年9月)の連結決算(IFRS)を発表し、売上収益1兆4912億3900万円(前年同期比9.7%増)、営業損失1795億7800万円(前年同期は2929億3200万円)、税引前損失1804億4400万円(同3178億9500万円)、最終損失2084億4700万円(同2625億3500万円)だった。

・売上収益:1兆4912億3900万円(同9.7%増)
・営業損失:1795億7800万円(同2929億3200万円)
・税引前損失:1804億4400万円(同3178億9500万円)
・最終損失:2084億4700万円(同2625億3500万円)

『楽天市場』は、コロナ禍における「巣ごもり消費」等が一巡した後も、顧客の利便性や満足度の向上を追求した各種施策や販促活動等の奏功により顧客の更なる定着が進んだ、としている。

また、国内旅行に対する需要の堅調な回復が継続したこと等により、国内EC取扱高が引き続き伸長した。フィンテックにおいては、各サービスにおける顧客基盤の拡大が続き、クレジットカード関連サービスや銀行サービス、証券サービス等において増収増益を達成した。

巨額の赤字の要因となっているモバイルにおいては、通信料金収入の増加等により、前年同期と比較して売上収益が拡大し、これに伴いセグメント損失は着実に縮小した、としている。

楽天グループ株式会社
https://corp.rakuten.co.jp/

会社情報

会社名
楽天グループ株式会社
設立
1997年2月
代表者
代表取締役会長兼社長 三木谷 浩史
決算期
12月
上場区分
東証プライム
証券コード
4755
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