バンナムミュージックライブ、YouTube上におけるアーティスト・クリエイターの権利保護と収益最適化を目的にOrfium社と協業

バンダイナムコミュージックライブは、この日(11月10日)、YouTube上におけるアーティスト・クリエイターの権利保護と収益最適化を目的に、Orfium社とのパートナーシップを締結したことを発表した。

Orfium社は、デジタルマーケットや放送における音楽の著作権管理など、エンターテインメント産業の課題解決に特化したグローバル・テクノロジー企業。Orfium社が開発したAIマッチング技術により、YouTube上での音楽の使用状況や収益増加が可能になる、としている。

バンダイナムコミュージックライブは、今回のOrfium社とのパートナーシップにより、YouTube上においてアーティスト・クリエイターの作品が適切に利用される環境を構築し、関係権利者の権利保護と収益最適化を強化していくとのこと。

 

■Orfium CEO ロブ・ウェルズ氏

「2022年のブレイカー買収による市場参入に続き、我々は国際的な事業展開の一環として、日本およびより広いアジア地域におけるOrfiumの成長のための野心的な計画を持っています。バンダイナムコミュージックライブとのパートナーシップは、アニメ音楽、エンターテインメント業界の新しいサブセットに最先端の技術を提供するという当社の計画を支援するものです。このパートナーシップは、当社の技術に対するもう一つの強力な支持であり、グローバルなエンターテインメントのエコシステム全体に組み込まれ、可能な限り最善の方法で業界をサポートするという当社の全体的なビジョンに貢献するものです。」

 

■Orfium Japan 代表取締役 アレン・スワーツ氏

「日本ではUGCの収益化はまだ初期段階ですが、YouTubeの収益では世界第3位の音楽市場です。そのため、権利者へのリターンを拡大する大きな機会があり、世界的に実績のあるOrfiumのテクノロジーソリューションと音楽業界のトッププレーヤーとの実績により、この課題に対する最適なソリューションを提供することができます。バンダイナムコミュージックライブとの新しいパートナーシップは、私たちの能力を実証するもう一つの機会であり、彼らのレパートリーの真の価値を実現するために、バンダイナムコミュージックライブのチームと協力することを楽しみにしています。」

 

■株式会社バンダイナムコミュージックライブ 事業本部 ライツ部 ゼネラルマネージャー 松尾章帆氏

「YouTubeや他の動画プラットフォームは、ファンと作品をつなぐ素晴らしい場所ですが、アーティストやクリエイターの権利や収益を守ることも大切です。ユーザー生成コンテンツで使われた楽曲の権利を管理・収益化することができる優れた技術を持つOrfiumとパートナーを組めたことにより、私たちはアーティストやクリエイターのために、より安心で快適な環境を作り、収益の最適化できることを期待しています。」

株式会社バンダイナムコミュージックライブ
https://www.bandainamcomusiclive.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社バンダイナムコミュージックライブ
設立
1983年8月
代表者
代表取締役社長 垰 義孝
決算期
3月
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