KRAFTON、第3四半期決算は営業益31%増の1893億ウォン(217億円)…PUBG IPがプラットフォーム全体で安定した売上を記録

KRAFTONは、11月7日、2023年第3四半期の決算の暫定値(K-IFRS)を公開し、売上高が前年同期比4%増の4503億ウォン(516億6200万円)、営業利益が同31%増の1893億ウォン(217億1800万円)だったと発表した。同社では、増収増益となった要因について、“PUBG: BATTLEGROUNDS IP" がプラットフォーム全体で安定した売上を記録したことをあげた。

PC/コンソールの『PUBG: BATTLEGROUNDS』では、第3四半期にクラシックマップ「Miramar」と「Erangel」のアップデートを行い、新規武器「Dragunov」をリリースし、プレイヤーに新しい体験を提供した。

また、8月から実施している「PUBG Director Live Talk」を通じてプレイヤーと直接コミュニケーションを図り積極的にフィードバックを集めてきた結果、好反応を引き出し、PC・コンソール部門で1333億ウォンの売上を達成した。

モバイル事業は、『PUBG MOBILE』の「ドラゴンボール超」コラボレーションと『BATTLEGROUNDS MOBILE INDIA(BGMI)』のサービス再開により、売上高は前四半期比26%増、前年同期比9%増の3091億ウォンとなった。

インドでは大規模なEsportsトーナメントを開催し、ローカライズしたコンテンツの提供により、売上高とトラフィックが以前の水準に回復したほか、新規ユーザーの着実な流入を達成した。

KRAFTONは、2023年初頭から「Scale-Up the Creative」を戦略方針に掲げ、パブリッシング力の強化と新規IPの確保に注力し、さらなる飛躍に向けた基盤を築いてきた。また、本年第3四半期までに合計13のグローバルスタジオに株式投資を行い、グローバルパブリッシング権を獲得した。これにより、上場以来、KRAFTONが出資したグローバルスタジオは21社となった。

KRAFTONで自社開発を行っている2024年の新作の中で、Bluehole Studioが独自開発を行っている『Dark and Darker Mobile』と、リアルなグラフィックが特徴のライフシミュレーションゲーム『inZOI』が早く紹介できるという。

また、PUBG STUDIOSが2024年下半期のリリースを目標に開発を進めているExtraction Shooterジャンルの『Project Black Budget』等、今後のリリースラインナップで収益を強化する準備をしているとのこと。

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