セルシス<3663>は、本日12月5日公開した「CLIP STUDIO PAINT」の最新バージョンVer.2.3.0で、3Dデッサン人形の操作性を改善するなどの3D機能強化や、DC3マスターコンテンツ登録機能の正式対応、スマホ版の無料使用時間を毎日1時間から毎月30時間に変更する対応、メッシュ変形の強化など、その他にも多数の機能アップデートを行った。Ver.2.3.0は、将来のバージョンに搭載される新機能を先行して利用できる機能追加アップデートで、月額利用プラン/アップデートプラン利用者が使用できる。
主なアップデート内容は以下の通り。
■3Dデッサン人形の操作性を改善
3Dデッサン人形と3Dキャラクター素材の部位をドラッグしたときに、自然な動きになるように仕様が変更した。
■DC3マスターコンテンツ登録機能が正式に対応
CLIP STUDIO PAINTで制作したイラスト・マンガをDC3マスターコンテンツとして登録できるようになった。自身の制作した作品を、すぐに唯一無二の「モノ」として様々な付加価値を付けて、色々なサービスへ流通させることが可能になった。
■パースをつけない3Dオブジェクトの表示
従来の「透視投影」に加え、3D空間にパースがかからない「平行投影」を選択できるようになった。
■ノーマルマップが設定した3Dファイルの読み込みに対応
3Dレイヤーで、テクスチャで陰影や凹凸を表現できる法線マップ(ノーマルマップ)を使用した描画ができるようになった。
■タブレット版シンプルモードのUIが左右反転できるように
タブレット環境のシンプルモードにおいて、インターフェースを左右反転できるようになった。シンプルモードの特徴と効果についてはこちら:
■タブレット版に一定間隔で保存する機能を追加
一定間隔で保存を実行する「保存の間隔」や「保存方法」を設定できるようになった。
■スマートフォン版がより使いやすく
スマートフォン環境で無料使用できる時間が、毎日1時間から毎月30時間に変更した。また、Galaxyなど筆圧検知可能なスマートフォン環境において、スマートフォンプラン契約中の場合に、ペンの筆圧・回転・傾きを検知できるようになった。
■メッシュ変形の強化
メッシュ変形で複数の格子点を選択できるようになり、複雑な変形もスムーズに行えるようになった。
その他にも、テキスト機能の強化、鮮やかでリアルな混色を使ったグラデーションの作成が可能となったり、「CLIP STUDIO MONO」連携機能を強化などの機能アップデートを行っている。
