ガンホー、第4四半期期間(10~12月)の決算はQonQで売上高9%減、営業益33%減に 東南アジア向け『Ragnarok Origin』の前四半期寄与の反動で

柴田正之 編集部記者
/

ガンホー・オンライン・エンターテイメント<3765>は、2月14日に2023年12月期の連結決算を発表した。今回はその中から同社の第4四半期期間(10~12月)の業績を見てみたい。

第4四半期期間は、子会社Gravityが2023年4月に東南アジア向けにリリースし、第2四半期期間と第3四半期期間の業績に大きく貢献した『Ragnarok Origin』を含む『Ragnarok』関連タイトルの売上が反動減したこともあり、四半期推移(QonQ)で減収減益となった。

売上高274億6600万円(前四半期比9.0%減)
営業利益43億2000万円(同33.5%減)
経常利益43億400万円(同37.4%減)
最終利益27億7400万円(同20.4%減)

第4四半期期間は、『パズドラ』では、コラボレーションイベントやパズドラ大感謝祭を開催したことにより、ユーザーアクティビティが堅調に推移した。 Nintendo Switch向け対戦ニンジャガムアクションゲーム『ニンジャラ』は、引き続きコラボレーションイベントや継続的なアップデートを実施した。

子会社Gravityは、2023年10月12日に『Ragnarok 20 Heroes』、12月7日に『Ragnarok Begins』をいずれも韓国でサービス開始するなど、新作ゲームのリリースを継続して行った。

ガンホー・オンライン・エンターテイメント株式会社
http://www.gungho.co.jp/

会社情報

会社名
ガンホー・オンライン・エンターテイメント株式会社
設立
1998年7月
代表者
代表取締役社長CEO 森下 一喜
決算期
12月
直近業績
売上高1253億1500万円、営業利益278億8000万円、経常利益293億800万円、最終利益164億3300万円(2023年12月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
3765
企業データを見る