ケイブ子会社のでらゲー、スマホゲーム「メテオアリーナ」製作委員会に920万円追加出資…今夏に向けて開発順調も更なるクオリティアップを図る

ケイブ<3760>は、この日(2月16日)、連結子会社であるでらゲーがスマートフォンゲーム「メテオアリーナ」製作委員会に追加出資することを明らかにした。追加出資額は920万円で、2月29日が払込期日となる。同社の総出資額は9億7300万円に増え、出資割合は53.37%から54.40%に上がる。

でらゲーでは、2021年8月、テレビ朝日とファンクルーとの共同出資により、スマートフォンゲームの開発及び運営を目的とした「スマートフォンゲーム「メテオアリーナ」製作委員会」を組織した。

本製作委員会は、スマートフォンゲームの開発及び運営を行うにあたり、有力な企業と共同で開発、運営、プロモーション及び収益管理等を行うことで、リリース後の成功確率を高め、収益を最大化することを目的としている。

製作委員会は、ゲームコンテンツの機能性・デザイン性向上に伴い、ユーザーに最高の体験を届け、満足度の高い作品を提供するため、さらなるクオリティの向上をめざす必要があり、追加開発による機能の拡充やコンテンツの充実が不可欠であると判断したという。

2024年夏をリリース予定として開発は順調に進んでいるという。リリース時のクオリティをより高めるためのデバッグや効果的なプロモーション施策によるユーザー拡大を目的として、今回、さらなる追加出資を決定したと説明している。

なお、本製作委員会は、同社がでらゲーの子会社化を行う前に設立したものであり、すでに清算し、ケイブが幹事会社を務めていたスマートフォンゲーム製作委員会とは異なる製作委員会なので注意してほしい。

 

▼製作委員会の概要(追加出資前)

 

▼でらゲーの総出資額及び出資割合