Discord、「クエスト」と「埋め込みアプリSDK」を提供開始…ゲームデベロッパーの開発・運営・集客を支援

Discordは、ゲームプレイヤー、ゲームパブリッシャーそしてゲームデベロッパー向けに新たなプロダクト「クエスト」と「埋め込みアプリSDK(ソフトウェア開発キット)」を発表した。Discord上でのゲームビジネスの構築を容易にし、ゲームパブリッシャーやデベロッパーが毎月何億人ものDiscord利用者にリーチすることを可能にすると同時に、ユーザーがゲームをプレイしながら一緒に楽しめる体験をさらに増やすことができる、としている。

 

■「クエスト」をもっと多くのゲームへ

「クエスト」は、プレイヤーがゲームを見つけ、Discord上でプレイすることで報酬が得られるプロダクト。今後Discordは、スポンサーつきの「クエスト」をより多くのゲームデベロッパーに向けて開放していく。「クエスト」はDiscord上におしゃれな通知で出現し、友達にゲームの様子を配信したり、プレイすることで報酬を入手したりできる。

「クエスト」が遊べるようになったという通知が来る人もいるだろうし、友達が「クエスト」を承諾して開始したという通知で気づく人もいるだろう。「クエスト」のスポンサーとなるデベロッパーやパブリッシャーは、Discordチームと連携して各自のゲームの魅力がつまった「クエスト」を作り、各ゲームで使える報酬を配信するのだ。

 

■「埋め込みアプリSDK(ソフトウェア開発キット)」の紹介!

「埋め込みアプリSDK」は、デベロッパーがDiscord上で直接遊べる新しいゲームや体験の作成ができるSDK。慣れ親しんだ伝統的なテキストベースのアプリでも、皆がプレイできる新しいアクティビティでも、Discord内のインラインフレーム(iframe)に埋め込まれたアプリを構築できるようになるキット。新登場の「埋め込みアプリSDK」についてはこちらの 開発者ポータル から詳細を確認してほしい。どんなものが構築できるか知りたければ、音声チャンネルに行ってロケットボタンを押せば、すでに今日友達と遊べるアクティビティが試せるようになっている。