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サイバーステップ<3810>は、3月27日、2023年2月6日付でマッコーリー・バンク・リミテッドを割当先として第三者割当により発行した行使価額修正条項付第38回新株予約権の残存する全部を4月17日付で取得するとともに、取得後直ちに消却することを発表した。取得価額は合計22万8000円（新株予約権1個当たり76円）となる。
同社は、「新規タイトル及び新サービス開始に係る追加開発費用」と「子会社におけるオンラインクレーンゲーム運営受託事業の開発費用及び運転資金」を資金使途として新株予約権を発行した。
しかし、新株予約権の権利行使価額800円と同社の株価水準が乖離している状況が続いていることから行使が進んでおらず、現在の同社株価水準や、今後の市場環境などを総合的に勘案した結果、残存する新株予約権の全てを取得し、消却をすることを決定した。
また、未充当となった資金使途については、今後の計画を見直した上で手元資金の活用および資金調達の必要性について検討していくとしている。
なお、新株予約権の取得・消却による同社の今期連結業績に与える影響はないという。
会社情報
- 会社名
- サイバーステップ株式会社
- 設立
- 2000年4月
- 代表者
- 代表取締役社長 佐藤 類
- 決算期
- 5月
- 直近業績
- 売上高74億1600万円、営業損益13億5300万円の赤字、経常損益14億8800万円の赤字、最終利益20億9700万円の赤字（2022年5月期）
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 3810