GENDA GiGO、AM施設運営のアメックス買収 プレビ株追加取得で完全子会社化&統合へ AM機器レンタルもアレスカンパニーに集約
GENDA<9166>は、この日(4月23日)、アミューズメント施設事業等を行うアメックスを買収すると発表した。子会社であるGENDA GiGO Entertainmentがアメックスの全株式2万8500株を6月1日付で個人株主6名より取得する。さらにGENDA GiGO Entertainmentが今年2月に82.45%を取得したプレビについても、残りの17.55%を取得して完全子会社化することもあわせて発表した。さらにグループ再編も行うとのこと。
アメックスは、愛知県と岐阜県でアミューズメント施設「ゲームファンタジアン」を3店舗運営している。アメックスの施設と GENDA GiGOの店舗との人的資源やDX関連の知見の共有による店舗運営の効率化に加え、プライズブランド「GiGO PRIZE」の限定プライズの投入や店舗数の増加に伴うアミューズメントマシンとプライズの購買力向上により両社の利益の伸長が期待できる、としている。
またプレビは、1967年にアミューズメント施設運営を開始して以来、「アミューズメントPLABI」「こころっこ」「南ASOBI諸島」などを全国に45店舗、食品スーパー、衣料品チェーン店内の無人の店舗を363箇所を展開している。残り株式の取得を交渉してきたが、今回、個人2名と法人19社、従業員持株会より取得することが決まったという。
【取得法人】
・みずほ銀行
・三井住友信託銀行
・日本生命保険
・東邦銀行
・水戸信用金庫
・朝日生命保険
・筑波銀行
・明治安田生命保険
・セガ
・タイトー
・あいおいニッセイ同和損害保険
・みずほキャピタル
・バンダイナムコアミューズメント
・しまむら
・東洋証券
・水戸証券
・オリックス
・岡三証券
・コーエーテクモゲームス
このほか、グループ再編については、プレビとGENDA Gamesのミニロケ事業をGENDA GiGO Entertainmentに統合し、KiddletonをGENDA GiGO Entertainmentの子会社とする。また、GENDA Gamesのアミューズメント関連製品のレンタル・販売事業をアレスカンパニーに統合するという。
グループ再編の狙いについて、アミューズメント施設運営事業をGENDA GiGO Entertainmentへ、アミューズメント関連製品のレンタル・販売事業をアレスカンパニーへ集約することで、グループのアミューズメント事業における収益力の強化等を図る、としている。
会社情報
- 会社名
- 株式会社GENDA GiGO Entertainment
- 設立
- 2004年4月
- 代表者
- 代表取締役社長 上野 聖
会社情報
- 会社名
- GENDA
- 設立
- 2018年5月
- 代表者
- 申 真衣
- 決算期
- 1月
- 直近業績
- 持株会社としてアミューズメント施設運営事業やアミューズメントマシンのレンタル事業、オンラインクレーンゲーム事業を展開するグループ各社の事業成長支援、経営管理を行っている。傘下にGENDA GiGO Entertainmentのほか、GENDA Games、エスピーエスエ、トーキョーキャラクターメーカーズや伍彩汇业(广州)贸易有限公司などがある。
- 上場区分
- 未上場