DeNA、24年3月期のスポーツ事業の売上・利益は過去最高 ベイスターズの観客動員も記録更新 「コロナ禍から完全に回復、成長を実現した」(岡村社長)

 

ディー・エヌ・エー(DeNA)<2432>は、2024年3月期の決算説明会において、スポーツ事業の売上収益が前の期比30.1%増の272億7100万円、セグメント利益は21億2500万円(前の期は2300万円の損失)と増収・黒字転換し、さらに過去最高の収益になったことを明らかにした。

新型コロナウイルス感染症の影響による観客動員の制約を受ける以前の2020年3月期と比較しても業績は成長した。収益の中心である横浜DeNAベイスターズの1試合あたりの観客動員は、3万2126人と前年2万4708人から大きく伸び、過去最高を記録したという。

 

説明にあたった岡村信悟社長(写真)は、「コロナ禍から完全に回復し、さらなる成長を実現した」とコメントした。横浜市や川崎市におけるスマートシティ展開の核となる街作りにも積極的に関与しており、スポーツ興行を超えた事業・収益の広がりを目指しているという。

 

株式会社ディー・エヌ・エー(DeNA)
https://dena.com/jp/

会社情報

会社名
株式会社ディー・エヌ・エー(DeNA)
設立
1999年3月
代表者
代表取締役会長 南場 智子/代表取締役社長兼CEO 岡村 信悟
決算期
3月
直近業績
売上収益1349億1400万円、営業利益42億0200万円、税引前利益135億9500万円、最終利益88億5700万円(2023年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
2432
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