イー・ガーディアン、詐欺広告や不適切画像の検知に有効なAIシステム「ROKA Custom」(仮称)を開発

  • イー・ガーディアン<6050>は、既存の人工知能型画像認識システム「ROKA SOLUTION」に加え、インターネット上の著名人が使用された画像や不適切画像の検知を判定するための画像認識モデルを自由に構築し運用できるヒューマン・イン・ザ・ループAIシステム「ROKA Custom」(仮称)を開発し、画像認識を伴う監視サービスへの導入を開始したことを発表した。

    本システムでは、著作物や不適切画像の検知、著名人などの特定人物が使用された画像の判定などの目的に合わせて、まず検知したいサンプル画像を教師データとして取り込む。それを活用し作成された画像認識モデルを使用して、インターネット上にある様々な画像に対して類似性判定を実施、しきい値を超えた場合はアラートを表示する。また、その後の運用段階において検知精度を向上・維持させるために、随時教師データの追加学習ができるシステム構成となっているため高い柔軟性も保持している。

    教師データだけではなく人の目による判定結果も学習させることで、類似性判定精度の向上や判定基準の調整も可能となる。人間参加型(ヒューマン・イン・ザ・ループ)のAI活用で「AI×人」のハイブリッドを引き続き継続し安心・安全なインターネットの利用に寄与する。

    今後も、イー・ガーディアンは、専門性と質の高いサービスを提供し、ミッションである「We Guard All」の実現に向け、人々の生活をより便利に、豊かにするサービスの開発に尽力していくとしている。

  • 【「ROKA Custom」の想定利用シーン】

  • ・詐欺広告の検知
    特定の人物が使用されているかを検知し、詐欺広告に用いられている可能性を調査

    ・動画配信サムネイルの不適切画像検知
    ポリシー違反のサムネイルを抽出し、不健全な配信を行っている可能性のある動画を検知

    ・著作物の無断利用/無断転載
    画像やイラストなど特定の著作物が使用されている投稿を検知し、無断利用/無断転載の可能性を調査

    ・不正出品の検知
    不正出品対象物を学習させ、オークションサイトやフリマサービスにおいて不正出品が行われていないかを調査

イー・ガーディアン株式会社
https://www.e-guardian.co.jp/

会社情報

会社名
イー・ガーディアン株式会社
設立
1998年5月
代表者
代表取締役社長 高谷 康久
決算期
9月
直近業績
売上高117億5200万円、営業利益22億7200万円、経常利益23億1400万円、最終利益16億8900万円(2022年9月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
6050
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