WOWOW、SPE・クランチロールとの大型アニメ企画『ばいばい、アース』を7月より放送…海外配信やゲーム化、グッズ化で収益多層化を目指す

WOWOW<4839>は、2024年3月期の決算説明会で、重点戦略として「WOWOW」の衛星有料放送の会員収入以外の収益源を育成するため、コンテンツを軸として収益の多層化を進めていると説明した。「WOWOWオンデマンドPPV(ペイパービュー)」の販売のほか、大型アニメプロジェクトにも注力している。

今年7月より放送・配信する大型アニメ制作プロジェクト『ばいばい、アース』は、ソニー・ピクチャーズとクランチロールとの第1弾企画で、各配信プラットフォームでも配信する予定。

さらに、放送・配信は、日本国内だけでなく、北米、欧州、アジア全域を中心とした200以上の国や地域へも展開を行っていく。そして、ゲーム化とグッズ化などの多層展開を目指したい、としている。会員の増加だけでなく、配信件収入、ゲーム化やグッズ化に伴うライセンス収入が見込まれる。

【イントロダクション】
様々な動物の姿をまとう獣人が住まう世界に、ラブラック=ベルは唯一の"人間"として生まれた。
牙も毛皮も鱗もない彼女は"のっぺらぼう"と呼ばれ、どこにも自分と同じ種族を見つけることができずに、もの寂しさを感じながら日々を過ごしていた。
「私も、世界と交じり合いたいーー」
そんな想いに胸を焦がし、身の丈ほどの大剣<唸る剣(ルンディング)>と共に、自分のルーツを探す旅に出ることを決意する。
その代償として、数々の試練が待ち受けるとも知らずにーー
鬼才・冲方丁の源流にして、映像化不可能といわれた傑作小説が、日本を代表するクリエイター陣と共に、満を持して待望のアニメ化!

 

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