ブロッコリー、2013年2月期は営業益25%増…『うたの☆プリンスさまっ♪』と『Zillions of enemy X』が貢献

ブロッコリー<2706>は、本日(4月11日)、2013年2月期の決算を発表し、売上高43億7200万円(前年同期比19.3%減)、営業利益8億3400万円(同25.5%増)、経常利益8億3300万円(同26.8%増)、当期純利益8億7700万円(同32.0%増)だった。当初50%の減益見込んでいたが、増益での着地となった(関連記事:ブロッコリーの2012年2月期決算は営業利益2.5倍に大幅増…『うたの☆プリンスさまっ♪』好調で)。     同社では、アニメイトにリテール事業を譲渡したことに伴って減収となったものの、『うたの☆プリンスさまっ♪』関連製品が好調に推移した、としている。 ゲーム部門では、2012年5月に発売したゲームソフト『うたの☆プリンスさまっ♪Debut』、今年2月に出荷した『うたの☆プリンスさまっ♪All Star』の売上が好調だったほか、2012年7月に発売した『うたの☆プリンスさまっ♪Shining All Star CD』や『うたの☆プリンスさまっ♪シャッフルユニットCD』などが計画を大幅に上回った。 さらにカードゲーム部門では、2012年7月から発売を開始し、同年10月に第2弾を、今年1月に第3弾を発売したトレーディングカードゲーム『Zillions of enemy X(Z/Xゼクス)』シリーズの売上も「大変好調」で、同社の収益を押し上げた。   ■2014年2月期の見通し 2014年2月期は、売上高39億円~45億円(前期比10.8%減~2.9%増)、営業利益5億5000万円~6億6000万円(同34.1%減~20.9%減)、経常利益5億5000万円~6億6000万円(同34.0%減~20.9%減)、当期純利益5億円~6億1000万円(同43.0%減~30.5%減)を見込む。     同社では、ゲームソフトについては、『うたの☆プリンスさまっ♪』の”ムーブメント化”に向けて うたプリの持つ魅力をさらにスケールアップさせ、ユーザーと共有することで、コンテンツ価値最大化”ムーブメント化”を目指す。 またカードゲームについては、新カードゲーム『Zillions of enemy X(Z/Xゼクス)』を新たな収益基盤としていくため、あsらなるユーザー数拡大を図っていく、としている。