KLab、2013年12月期は赤字転落となる見通し…新作のリリース遅延・中止で

KLab<3656>は、本日(4月12日)、2013年12月期の連結業績予想を下方修正し、売上高229億円(前回予想330億円)、営業損益11億円の赤字(同50億円の黒字)、経常損益10億円の赤字(同49億8200万円の黒字)、当期純損益9億円の赤字(同30億8800万円の黒字)とした。       同社では、第2四半期累計期間において、合計40本の新作ゲームのリリースを計画していたが、計画を下回る23本のリリースにとどまったため、としている。新作ゲームによる売上は計画値を8億9300万円下回った。 その一方、2013年12月期開始前から提供している既存ゲームについては27本で、これらの既存ゲームによる売上は計画値を2億7800万円上回ったとのこと。 その影響額は以下のとおり。 ・既存作27本:対計画値+278百万円(対計画値比+5.9%) ・新作(遅延なし)10本: 対計画値△115百万円(対計画値比△9.0%) ・新作(リリース遅延)13本:対計画値△778百万円(対計画値比△74.6%) ・未リリース、リリース中止17本:対計画値△701百万円(対計画値比△100.0%) また、これを受けて、経営責任を明確にするため、取締役の役員報酬を7.5%から40%減額することも決定した。   ■第2四半期決算 同時に発表した第2四半期の連結決算は、売上高71億1900万円(前年同期比7.3%減)、営業損益8億8000万円の赤字(前年同期21億0600万円の黒字)、経常損益7億2700万円の赤字(同21億0900万円の黒字)、四半期純損益5億9700万円の赤字(同12億2400万円の黒字)だった(前年同期は参考値)。      

[売上高・営業利益の推移]

KLab株式会社
http://www.klab.com/jp/

会社情報

会社名
KLab株式会社
設立
2000年8月
代表者
代表取締役社長CEO 森田 英克/代表取締役副会長 五十嵐 洋介
決算期
12月
直近業績
売上高107億1700万円、営業損益11億2700万円の赤字、経常損益7億6100万円の赤字、最終損益17億2800万円の赤字(2023年12月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
3656
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