4月の国内携帯電話出荷台数は前年比42%減…海外メーカーとの競争激化で

電子情報技術産業協会(JEITA)と情報通信ネットワーク産業協会(CIAJ)は、2013年4月のPHSを含む移動電話の国内出荷台数について、前年比42.5%減の100万台だったと発表した。12カ月連続のマイナスとなった。

 

 

発表によれば、スマートフォンは、アップルやサムスンなど海外メーカーとの競争激化に加え、夏モデル発売前の旧機種の買い控えなどもあり、同53.6%減の33万4000台となった。携帯電話全体では48.0%減の85万8000台だった。一方、公衆用PHSについては57.4%増の14万2000台と伸びた。

 

 

 

なお、JEITA/CIAJの発表する統計は、富士通やソニーモバイルコミュニケーションズ、シャープ、カシオ計算機など日本メーカーの実績を集計したものとなっている。国内で大きなシェアを占めるアップルやサムスンなどは含まれていない。