ジャフコ、第1四半期は営業益23.86億円の黒字に…上場株式の売却進む 

ベンチャーキャピタル国内最大手のジャフコ<8595>は、この日(7月19日)、第1四半期(4~6月期)の連結決算を発表し、売上高60億2100万円(前年同期比129.8%増)、営業利益23億8600万円(前年同期1億0300万円の赤字)、経常利益29億2300万円(同1240.8%増)、四半期純利益19億2400万円(同651.6%増)だった。       投資先のIPO件数は国内1件(前年同期は国内4社、海外2社)のみにとどまったほか、投資損失引当金繰入額の純額が4億9900万円に増加したものの、株式市場の活況に伴い、保有していた上場株式の売却が進み、前年同期の1億4000万円に比べて大きく伸びたようだ。 なお、2014年3月期の見通しは非開示。同社の業績が国内・海外の株式市場や新規上場市場の影響を強く受け、収益水準の振幅が大きくなるため、業績予想を合理的に行うことは困難であるため、としている。