ユークス、サミーを割当先とする自己株処分を実施…サミーとの連携強化のため

ユークス<4334>は、この日(7月30日)、保有している自己株式について、サミーを引受先とする第三者割り当てによる処分を行うと発表した。譲渡する株式は50万株、処分価額は319円で、総額1億5950万円となっている。 サミーとユークスは、10年以上にわたってパチンコ・パチスロ期の画像開発業務を中心に協力体制を築いてきたが、両社の連携を今後も強化するため、今回の決定に至った、としている。 ユークスは、取引先であったTHQの倒産に伴い、THQの保有していたユークス株式(155万2000株)を取得しており、その処分先を探していたものとみられる。これにより、ユークスの保有比率は4.5%と第5位株主となった。 なお、ユークスは、調達した資金について、デジタルコンテンツ事業の運転資金に充当する、としている。