CEDEC、日本のゲーム開発者の平均的実像がアンケートで明らかに! 男性の平均年齢は34歳、4割が既婚…

日本最大のコンピュータエンターテインメント開発者向けカンファレンス「コンピュータエンターテインメントデベロッパーズカンファレンス 2013」(以下、CEDEC2013)が、いよいよ今週8月21日(水)から23 日(金)まで、「パシフィコ横浜」(神奈川県横浜市)において開催される。 これに先駆けて、CEDEC運営委員会では、7月1日(月)~31日(水)にゲーム開発者のキャリア形成やスキルアップのためのノウハウの共有を意図して「ゲーム開発者の生活と意識を調査するアンケート」を実施。 このほど、有効回答数473件を集計した結果、日本のゲーム開発者の平均的な実像が明らかになった。 日本のゲーム開発者は、おもに男性で、年齢は34 歳、4割が既婚。中堅のゲーム会社に正社員として勤務し、勤続7 年。年収は522 万円。自身の仕事の成果を上げられるか、成果を公正に評価されるかが不安で、ストレスを感じつつも、現在の仕事には、おおむね満足。何よりもゲーム好きで、生涯ゲーム開発者でありたいと願う“生真面目な職人気質”であることが分かった。   ■『ゲーム開発者の生活と意識に関するアンケート調査』結果概要 <属性> 性別は、「男性」が85.6%、「女性」が14.4%。平均年齢は、約34 歳。国籍は、「日本」が99.8%。「未婚」が58.7%、「既婚」が41.3%。 最終学歴は、「ゲームスクール・専門学校卒業」が最も多く39.2%、次いで「大学卒業」が36.4%、「大学院修了」が11.6%となっている。学問系統では、「電気・電子・通信・情報工学系」が最も多く23.9%、次いで「芸術・表現・音楽・デザイン系」が19.9%に。 勤務先の従業員規模では、100‐299 人が最も多い24.3%。これに、従業員100 人以下の33.3%を合わせると、半数を超える57.6%が中堅・中小のゲーム会社に勤務している。   <ゲーム開発者になった理由>   <ストレスの原因>   <将来について>   <仕事に対する満足度> 大変満足が10.0%、満足35.8%を合わせて、45.8%が現在の仕事に「満足」している。不満を持っている開発者が26.1%であることを考慮すると、おおむね満足していると言える。   なお、速報の詳細内容については、CEDEC 公式ウェブサイトで見ることができる。また、データ分析を踏まえた詳細な報告書を、数カ月をめどに公開する予定とのことだ。