ガーラ、菊川社長を割当先とする第三者割当増資で8800万円の資金調達…スマホアプリ事業の推進のため

ガーラ<4777>は、本日(8月30日)、代表取締役社長の菊川曉氏を割当先とする総額8855万円・5500株の第三者割当増資を行うと発表した。払込期日は、9月17日となっている。 ガーラは、オンラインゲーム事業の業績悪化や新規事業のスマートフォンアプリ事業への事業資金の確保のため、連結子会社ガーラバズとGala-Netの株式を譲渡したものの、第1四半期は1億2800万円の営業損失となり、キャシュフローも現金及び預金の第1四半期末残高は1億8800万円と、前期末から1億7400万円減少するなど厳しい状況にある。 このように継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象または状況が存在しているうえ、連結子会社Gala Labが債務超過にあるため、金融機関から借入による資金調達が困難になっているという。 スマートフォンアプリ事業を展開するためには、直接金融による資金調達を確実に行う必要であるものの、公募増資または株主割当を選択することは一定期間を要するなど適切でないため、今回発表した資金調達を行うことにした、としている。 なお、調達した資金のうち、5700万円はガーラの事業資金に充当し、3000万円は連結子会社Gala Labの事業資金に充当する予定。支出時期は、2013年9月~11月になるとのこと。