ザッパラスの第1四半期、営業益70%減…フィーチャーフォン向けサービスの収益減で

モバイル向け占いコンテンツを提供するザッパラス<3770>は、この日(9月6日)、第1四半期(5~7月期)の連結決算を発表し、売上高18億8200万円(前年同期比20.6%減)、営業利益1億7500万円(同70.9%減)、経常利益1億5200万円(同74.9%減)、四半期純利益8600万円(同75.2%減)だった。       同社では、主力のコンテンツ事業で拡大するスマートフォンユーザーを取り込むため、新たな集客の仕組みづくりと、新規コンテンツの投入、個別課金メニューの充実などを継続的に行ったものの、フィーチャーフォン向けサービスの売上減少を補うまでには至らなかった、としている。ただし、スマートフォン向けサービスの拡充や広告、CRMによる入会数の増加により、スマートフォン向けサービスの売上高は着実に増加しているとのこと。 他方、海外事業についても、引き続き体制基盤強化のためのスタッフの増員に加えて、営業、管理のオペレーション整備を実施するなど、先行投資を行った。米国での占いビジネスは、主に広告収入モデルで展開しているが、日本の課金型コンテンツの一部を米国向けに提供開始したという。   ■2014年4月期の見通し 2014年4月期は、売上高101億円(前期比13.6%増)、営業利益10億円(同29.7%減)、経常利益10億円(前期比39.6%減)、当期純利益6億2000万円(同32.4%減)を見込む。従来予想からは変更はない。