ビットアイル、2013年7月期は2ケタ増収増益…データセンターの稼働率向上やクラウドの販売好調で

データセンター運営のビットアイル<3811>は、9月10日、2013年7月期の連結決算を発表し、売上高166億6300万円(前期比13.0%増)、営業利益30億6800万円(同11.7%増)、経常利益27億4500万円(同11.0%増)、当期純利益17億0300万円(同27.4%増)となった。         同社では、iDCサービスの販売を進んだことで、データセンターの稼動率が高まったことに加え、レンタルやクラウドサービスを中心としたマネージドサービスの収益も拡大したため、としている。 サービス別の状況は以下のとおり。 (1)iDCサービスは、売上高が3.6%増の107億3900万円だった。拡張性のあるスペースと十分な受電能力を備えたデータセンターを基盤に、引き続き営業体制を整備・強化した結果、稼働ラック数は同3.4%増の4535ラックとなった。 (2)マネージドサービスは、売上高が同32.7%増の43億2600万円だった。クラウドサービスの強化を行ったことに加え、レンタルサービスの販売も増加した。 (3)ソリューションサービスは、売上高が同36.7%増の15億3600万円だった。子会社ビットサーフにおけるグループ外向けのシステムインテグレーション、エンジニアリングサービス提供が引き続き好調だった。     ■2014年7月期の見通し 2014年7月期は、売上高188億円(前期比12.8%増加)、営業利益35億円(同14.0%増)、経常利益32億円(同16.5%増)、当期純利益20億円(同17.4%増)を見込む。