GMO NIKKO、「GMO MARKETING SUITE」に「AdTruth」を導入…ブラウザや端末IDを使わないスマホ広告効果測定を実現

GMO NIKKOは、統合管理型アドプラットフォーム「GMO MARKETING SUITE」で、個人を特定できる情報を一切使わない米国The 41st Parameterの独自デバイス推定技術「AdTruth」の導入すると発表した。「AdTruth」は、アドウェイズ<2489>やCyeberZも導入すると発表している(関連記事1関連記事2)。 「GMO MARKETING SUITE」は、端末IDやCookie情報(WEBブラウザの起動)、位置情報など、個人を特定できる情報を一切使わず、グローバル標準のスマートフォン広告の効果測定サービスを2013年11月から提供開始する。これにより、ユーザーのプライバシー保護やユーザビリティに配慮したスマートフォン広告の効果測定が可能となる。 従来のスマートフォン広告の効果測定では、ユーザーの端末ID情報やCookie情報を使うのが一般的だ。しかし、端末ID情報を使うのは、プライバシー保護の観点から問題視されていたし、Cookie情報を使った効果測定もアプリの初回起動時にWEBブラウザを起動するため、ユーザビリティの面で大きなネックだった。 さらに近年の欧米では、Cookie情報を利用しない非Cookie方式が完全に主流で、欧米の企業やユーザーにCookie方式の従来型のスマートフォン広告効果測定方法を求めるアプリは受け入れられ難く、海外向けにスマートフォンアプリのプロ―モーションを行う際の障壁となっている。こうした課題に対応するため、「AdTruth」を導入することにした、としている。